関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
8.平和とか、平穏というのは、本当に良いことなのか
戦後悲惨な戦争で負けたということもあって、日本は平和国家を旗印にし、おかげで驚異的な経済発展を遂げてきました。
平和が望ましいというのは確かにそうですし人殺しや悲惨な紛争・戦争は嫌ですし、私も平和主義者の一人です。
しかし人が切望する平和・平穏は、皮肉なことに、幾つかの問題を引き起こしてしまうのです。すなわち自分だけが平和・平穏であるなんてことも、永遠に平和・平穏が続くなんてことも有り得ないのです。
また長い平和・平穏によって日本の若者は、生きがい、気力・体力、働く意欲を奪われてしまったとも言えるのです。
①平和・平穏により危機感が薄れる
②平和・平穏が当り前になり緊張感がなくなる
③いざという場合の備えを疎かにする
どんな事でも、良い面だけではない、よく効く薬ほど副作用があるのです。平和・平穏が続くと、目に見えないところで、じわじわと争いのタネが増殖していくのです。
平和というのは、何もない状態とか平穏無事な状況とか言い直しができますが、平和・平穏の有り難味も忘れて、ノンベンダラリンの無防備状態になっていってしまうのです。平和⇒油断、「油断大敵」というやつですね。
そういう無防備状態を例えば、俺俺詐欺やリフォーム詐欺など油断する人々を狙う者が現れてくるのです。健康だからなどと、この世の春を呑気に謳歌しているとある日突然、癌を宣告されることがあるのです。
油断したら、縄張りが奪われるというのが、自然界の生き物や人間界の掟なんです。
立派な木や美しい草花でも、油断していると、外来種やより強い木や草花に生育地を奪われるということも、よくあるのです。
だから平和とは、悲惨な戦争に対しては望ましいことなんですが、”平和=良いこと”かというと、必しもそうも言い切れないのです。
むしろ戦争状態の国より平和が長く続く国のほうが弱く、危険であるということを歴史も証明しているんです。
個人のことでで言えば、病気もせず・ハンサムで・人付き合いもよく・仕事もばりばりやって・給与も高く・貯金もあって・子供も順調で・・・・なんて人が、ある日突然どん底に落ちるなんてことがあるのです。
平穏無事な日々を暮らしていて、それが長く続いている人ほど、いざという時に弱いということを夢夢忘れてはなりません。
贅沢・平穏・無事・順調・・・は味方というより、むしろ大敵であることも注意しなくてはなりません。良かれ悪しかれ人生は戦いなのであります。
このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ
村上和隆の会話塾
村上和隆の会話ブログ
8.平和とか、平穏というのは、本当に良いことなのか
戦後悲惨な戦争で負けたということもあって、日本は平和国家を旗印にし、おかげで驚異的な経済発展を遂げてきました。
平和が望ましいというのは確かにそうですし人殺しや悲惨な紛争・戦争は嫌ですし、私も平和主義者の一人です。
しかし人が切望する平和・平穏は、皮肉なことに、幾つかの問題を引き起こしてしまうのです。すなわち自分だけが平和・平穏であるなんてことも、永遠に平和・平穏が続くなんてことも有り得ないのです。
また長い平和・平穏によって日本の若者は、生きがい、気力・体力、働く意欲を奪われてしまったとも言えるのです。
①平和・平穏により危機感が薄れる
②平和・平穏が当り前になり緊張感がなくなる
③いざという場合の備えを疎かにする
どんな事でも、良い面だけではない、よく効く薬ほど副作用があるのです。平和・平穏が続くと、目に見えないところで、じわじわと争いのタネが増殖していくのです。
平和というのは、何もない状態とか平穏無事な状況とか言い直しができますが、平和・平穏の有り難味も忘れて、ノンベンダラリンの無防備状態になっていってしまうのです。平和⇒油断、「油断大敵」というやつですね。
そういう無防備状態を例えば、俺俺詐欺やリフォーム詐欺など油断する人々を狙う者が現れてくるのです。健康だからなどと、この世の春を呑気に謳歌しているとある日突然、癌を宣告されることがあるのです。
油断したら、縄張りが奪われるというのが、自然界の生き物や人間界の掟なんです。
立派な木や美しい草花でも、油断していると、外来種やより強い木や草花に生育地を奪われるということも、よくあるのです。
だから平和とは、悲惨な戦争に対しては望ましいことなんですが、”平和=良いこと”かというと、必しもそうも言い切れないのです。
むしろ戦争状態の国より平和が長く続く国のほうが弱く、危険であるということを歴史も証明しているんです。
個人のことでで言えば、病気もせず・ハンサムで・人付き合いもよく・仕事もばりばりやって・給与も高く・貯金もあって・子供も順調で・・・・なんて人が、ある日突然どん底に落ちるなんてことがあるのです。
平穏無事な日々を暮らしていて、それが長く続いている人ほど、いざという時に弱いということを夢夢忘れてはなりません。
贅沢・平穏・無事・順調・・・は味方というより、むしろ大敵であることも注意しなくてはなりません。良かれ悪しかれ人生は戦いなのであります。
このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ
村上和隆の会話塾
村上和隆の会話ブログ