村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第9号 村上和隆の人生塾「一言」   便利な道具や過剰なマスコミの功罪

2008-03-27 09:08:01 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

9.便利な道具や過剰なマスコミの功罪、必しも良いことだけではない、自然の掟【無用なものは滅びていく】

現代は、グローバルな自由競争や技術進歩により、便利さや豊かさが一人歩きし、更に加速してしまい、一生懸命追いつこうとしても進歩に追いつけなかったり、そういうものに引きずられ過大な影響を受けてしまう人々が出現しています。

異常に早いスピード狂時代に、有用や無用な情報が沢山氾濫していますが、日本では大手新聞社だけでも130社、テレビ局も約100社もあり更に出版関係を含めるとマスコミの数は膨大なものになります。インターネットの時代に何でそんなに沢山必要なのか不思議でなりませんが、よく会社がつぶれないものです。
良くも悪くも毎日、巨大なマスコミの影響を強く受けて暮らすようになって、自分で考える必要がないような時代になって行きつつあるのです。

テレビや雑誌などマスコミは非常に便利で楽しいもので、人は考えなくてもいい又はマスコミと同じような考えをすればよいという傾向が、今後どんどん加速していきます。最近は、自分で料理する家庭が少なくなっていますし、女性が当り前のように料理することは、もう昔話になっています。

ワープロは、漢字を忘れさせ、電卓は計算を忘れさせ、エレベーターは足腰を退化させているのです。
”便利さ”が自分自身でやるという本来の姿をどんどんゆがめていくわけです。便利な道具である一方、人類を退化させる恐ろしい凶器になりつつあるのです(包丁が使いようで凶器に変わるようなものです)。

自らの人生をきちんとする上で一番大事なことは、自分自身の頭を使って考え、汗して働くということです。現代人は、自分の身体の各部分を使わずに、安易にエアコンやエスカレーターや自動車やテレビなどの電気製品や水道やガス・・・・に頼ってしまうのですが、最近私はあえて、こういう人間を駄目にするものを避けるようにしています。

考える葦である人間にとって最も大事な”考えるという行為”をテレビ・マスコミやインターネット依存症ということであっさり捨てようとしている人間はもう末期的なのでしょうか?

レトルト食品や弁当買って料理をしなくなったように、考えることもマスコミや専門家やパソコンがやるようになれば、人間は人間でなくロボットやコンピューターに取って代わられ、手足はもとより頭もなにもかもまともに動かず、衰退・堕落・崩壊・していくのでしょうね。

ロボット・アイティー・自動機などは、人間の本来の自然の力や働きを真っ向からぶっ壊す以外の何物でもないのですね。
なんてことはない、技術進歩や経済進歩が人間を衰退・堕落・崩壊へと押しやっているだけなんです。

自然の掟【神は、無用なものを容赦なく滅ぼしていく】

現代は、ある意味、「孤独の時代」だと言うことができますが、孤独になって自分自身で考え、自分自身で行動するということであれば、ある意味では大いに良いことなのかもしれませんが、どうもそうはなっていないようですね。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ

村上和隆の会話塾
村上和隆の会話ブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする