村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第4号 村上和隆の人生塾「一言」   何か得るということは何かを失うことだ

2008-03-20 07:35:01 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

4.何か得るということは何かを失うことを慎重に考えなくてはならない

戦後、日本は世界が驚嘆するような経済発展をし経済大国やG7になった、がしかし、その代償として、日本は非常に多くのものを失ったことに気付かされるのであります。
失ったものは二度と取り返しができません。本来こんな惨めなことは、予想もしない、あり得ないことだったのですが?しかし、いつの時代にも、現実には、本来の目論見と裏腹にとんでもない結果になるなんてことが多いのです。
人間の考えることの浅はかさとでも言いましょうかね。その根本にあることが

「どんなに良いことであっても、何かを得るということは、別の何かを必ず失う」

という自然の法則です。むしろ失ったおかげで、得られる大きなものは、意外に多いものです。
ところが本来有能なはずの人間というのは、浅ましいもので得れば得るだけ得したとか、どんどん増えていくという間違った認識を安易にやってしまうのなんです。
贅沢や便利さを得れば地球環境を犠牲にし、権力を得れば横柄になり、平和になれば油断し、金持ちになれば怠惰になり、健康になれば無理をし大病の元になり、都会に住めば自然から遠ざかり、平和が続くと戦争への備えが疎かになり、頭が良くなると汗して働くことを軽んじる、ようになってしまうのです。

ですからあまり欲張って、何でもかんでも手に入れようとしないことです。質素・節約・謙虚・・・というのは本来人間の欲張り過ぎを戒める非常に重要な言葉なんです。
貴方がそれが欲しいからという理由で、何かを手に入れよう又はしようとする時、注意すべきことは、

何を得るかという面だけでなく、その結果何を失うかという面に同じように着目すること

を忘れてはならないのです。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ

村上和隆の会話塾
村上和隆の会話ブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする