まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

なんだ、おらが原因だった

2020年02月01日 | Xubuntu学習帳

Xubuntu PCで、入力中にカーソルがあっちこっちへいってうっとおしいという話を書いたけれど、実はもう一つ、あれれっていう事象が頻発していた。

Xubuntu PCのMozc(2.23 2815.102)という日本語入力アプリで、文字入力中、突然、ひらがなモードが半角英数モードに変わってしまい面倒この上ないのである。

このアプリ、Googleさんが、いろいろなOSで使えるように開発した日本語入力方式エディター(IME)で、Webでは賞賛の声が多数。

古いPCのなので、さっそく、キーボードの接触不良かなぁ!
自分を疑うことなく、まずそっちの方へ猜疑心がむくむく。

ただ、少しひいて考えると、Xubuntu PCのOS自体はそうとういい状態で動いてる。
母体の、古いFMVのキーボードも、他のアプリの入力窓へゆっくり文字入力するときなどは、そう異常は感じない。

念のため、気になっていたキーを押しまくって挙動を確認したら、あれ、れ!
おらだった。(笑)

キーボードの左端、入力するときの左手の小指のあたりにある、あれである。
『Caps Lockキー』
ここが、『ひらがな』と『半角英数』を切り替えるキーで、ガチャガチャ不器用に入力しているときに、頻繁にこのキーを触っていたようだ。

子供の頃から、うまくいかないことがあると、その理由を他に求める傾向が強い。長く生きてきて、変な自信もついて、今は無意識の内に、なおさらその傾向があるかもしれない。

予期しない人からとても酷いことを言われたり、されたりすると、その人を恨むけれど、案外自分の方が意識しないままその人のサンクチュアリに無神経に踏み込んでいたり、触れられたくない領域を侵害している、なんてこともあるわけで、人を恨んだり、嫉妬するまえに、自分自身に向き合うことが大切である。

今回のXubuntu PC『Caps Lockキー』は、なんでも最初から物を色眼鏡でみてはだめだなぁと教えてもらったように思う。

『ひらがな』と『半角英数』を切り替えるキーが『Caps Lockキー』であることを知ったおかげで、いちいちプロパティを開いて変更する必要がなくなって、結果的には使いやすくなった。

ものは考えようというけれど、自分にとっての不具合は、悪(ダメ)で、便利なら、ああこれは善いとなる。
でも、『Caps Lockキー』は、ただのキーでよしあしなどはありはしない。
私が勝手にそう思い、勝手に一喜一憂しているだけである。

自分の周りで起こっているトラブル事象の大半は、自分がまいた種で、引き起こしているのかもしれない。

そんなふうに思った。

コメント
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