まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

いつ見ても違和感がある

2023年07月01日 |  銚子をめざして 駅間ひとりウォーク

6月下旬の、シルバーバイトが急遽キャンセルになった、とある日。

JR飯岡駅から銚子駅までの駅間ウォークにでかけた。

銚子に近づくにつれ、見えてきた『大きな風車』

いつ見ても違和感がある。

『大きな風車』の下では、キャベツなどの畑農家さんの日々の生活活動があり、その上で、無機質な感じの『大きな風車』がゆっくり回る。

この日は風があり、ゆるゆると大きな風車が回っていた。

車では何度か銚子を訪ねているのだけれど、回っているのを始めてみた。

「西暦☓☓☓☓年、人類は核戦争により滅亡し、残ったわずかな・・・」
SF映画にある地球の未来の画を連想してしまう。

画像の下側には、バックフォーが写っているが、農地として放棄された荒れ地に、今度は、ソーラーパネルの設置が進んでいた。

電力という天下の宝刀をかざして、個々の生活者から薄く広く集めたお金を、補助金としてバラマキ、野山に風車やパネル施設を作る。

必要なら、それもいい。

でも、山野の設備周辺の草木は暴れる。

その管理は、どうするのか。

作ったものはいずれは朽ちる。

その手当はできているのか。

電力不足という大義名分を掲げ、燃料代高騰を理由に電気代大幅値上げ。

その上で、原発再稼働が必須という動きもあるようだけれど、
一方で、電力は供給過多となっても大規模停電を起こすらしく、自然エネルギーの供給を一時止めたというニュースも先日流れていた。

字田舎の山野を削って、パネルだらけにしても、まだ原発がないと足りないんかい。

ほんとのところ、ニッポンの電気、どうなんだい。

疑心暗鬼である。

補助金があれば、民間業者が事業を展開するのは当たり前。

そう思うと、この国の電力を長い目で俯瞰的に考え、政策誘導しながら束ねる人がいないってことらしい。

ちなみに、

銚子の風車発電は、補助金を受けて2007年からコスモ石油が行っているようで、これでおよそ3500世帯分の電力を賄っているらしい。

https://cosmo.eco-power.co.jp/wind_power/choshi/

こういう大きな資本がバックにあれば、設備のメンテナンスの心配は少ないのかのしれないが、房総の山野に『キョン』並みに増殖しているパネルは、古くなったら、誰がメンテナンスするんだろう。

すでに、草茫々でパネルが埋もれているようなところも散見する。

また、電気代上乗せで、とるんかい?!

コメント
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