お上は、働く高齢者のために、年金の支給停止制限をやめて、満額支給をするなんて言い出した。
もちろん、これはその方がいい。
なんで支給制限をしていたの?とずっと思っていた。
今たまたま安定的な収入がある人でも、人生はいろいろである。
そんな中でお上の国民皆保険の下、必死に、保険料をおさめた時期もあったろう。
老齢期にたまたま安定的な生活をおくれていても、もらう権利はあると思う。
特に、基礎年金部分。
もちろん、「自分には必要はないので制度の維持にお役立てください」と放棄してくださる方には例外だ。
こんな仕組みを創ったほうが納得をえられるのでは。
『満額支給』といっても、そもそも下々、庶民には何も関係ない。
定年延長、70歳まで働ける社会。
お上は耳障りの良いことをいう。
たぶん、公的年金と合わせて、自助努力で『明るい、豊かな老後』ってことなんだろう。
でも、昭和の頃から勤めあげた会社が大手ならいい。
そもそものベースの年金も多いに違いない。
千葉県は首都圏といっても、内房線君津以南、外房線茂原以南あたりでは大きな企業もみな撤退してしまったので、65歳をこえたジイ、バアさんは非正規労働者として働いた人が多く、結果、年金額も少ない。
かつ、今ある仕事はインフラ整備のための警備員、清掃くらい。
少し働く日々で社会参加している交通誘導の仕事から見える社会である。
一方で、安定的な高齢者の仕事は、官公庁OBで占められている。(涙)
『満額支給』って、おい!お上!
いかにも私達がやりましったってイメージだけれど、これは、たぶんだけれど、制限を外してもほぼ影響なしって発表じゃないんかい?!
インチキ臭い!