子1号夫婦はアラサーカップル。
もうじゅうぶん自分たちのことは自分たちで考え行動ができる年代なので、結婚式、披露宴のイベントにはお客さんを決め込み、なにも口は出さなかった。
婿殿のおやじさんとは1年まえに初対面で意気投合。
大酒を飲んで、気の強いかみさん連の度肝をぬいてやった(笑)。
その後、両家のカミさん連のノイズが入り、二人で右往左往苦戦したこともあったようだけれど、不器用なりに、知らないことへは前向きにあたり着実に進む二人らしい、とてもよい時間を演出できたと思う。
生きるうえで支出計画はたてやすい。
でも、収入(資金)計画に悩むのが常だ。
収支のバランスを取らなければ、簡単に生活は破綻する。
収支のバランスを取らなければ、簡単に生活は破綻する。
生活資金として貯蓄してあるものとは別に、組織人をしていたときに給与天引きの財形貯蓄でためたものを子達たちのこのイベント、自分の最後の車を買う資金としてへそ食ってある。
カミさんに内緒で今回それをはじめて使い、資金不足の二人にちょっとありがたがられた。
式、披露宴は、当人たち、両親、新郎新婦のお付き合いのある『おじおば』家族を招待するというシンプルな企画だった。
正月の餅を食った数で人はだいたいおなじ思考になるらしく、過分なご祝儀を頂き、”招待”と考えていた二人は、今日もあたふた(笑)。
ありがたく受け取っておきなさい。
そして、いつか人生の節目でお返しをするときがきっとくる。
今の気持ちを忘れずに、そのときはできる最大限の事をしてあげればいい。
それが、”生きるってこと、お付き合い”、だと伝えた(自身もようやく納得)。
それが、”生きるってこと、お付き合い”、だと伝えた(自身もようやく納得)。
(ご厚志を頂いた皆様、本当にありがとうございました。)
で、本日の本題『背中』
昨日会場につき、レンタルの衣装に着替え中、前後に鏡のあるスペースだったため、久々に自分の後ろ姿というものを目の当たりにした。
いつも見慣れた自分の前面とば別に、「これ誰?」という姿が目に入ってきた。
誰?って、自身である。
頭の禿げ具合、体調の悪化、動悸息切れ・・・
衰えは実感しつつも、「これ誰?」の容姿に衝撃を受けた。
父の席から二人をみた。
死んだ親父が私の席にいるようだ。
二人の背中は活き活きしている!
この風景が親の喜びなのか。
うん!これはいい。
元気がでる。
うん!これはいい。
元気がでる。
きっとそうだ。
伸びていくための肥やしに少しでもなりたい!
「背中で人を導く人」になりたかったけれど、はたと気づけば単に老いた背中だった。
日暮れて道遠し。
されど、一歩一歩次のまがりかどを目指して歩むしかない。
肥やしにはなりたい。
子1号に教えられた。
お二人のお写真に、輝きを感じました。
てくてくさん、素敵です。
嬉しい春の訪れです。