古い軽四の、運転席のシートベルトが、いつの頃からか、こんなふうにねじれてしまった。
普通、ベルトを外して車を降りるときは、意識しなくても、シートベルトはシュルシュルっと、収縮してくれる。
でもこの状態だと、デレッと伸びっぱなしなので、無造作にドアをバタンとしめると、バックルというのだろうか、差し込み金具がドアに挟まって、ガキッとえらい音がする。
もう十分歪んでいるドアが、オシャカになりそうである。(笑)
これをDIYで回復しようと、ネットで情報を集め、試行錯誤したがなおらない。(汗)
ネット情報では、ベルトを三角に折って、バックルの隙間を通せば簡単になおる、ような話があったけれど、バックルのベルトの隙間に、二つ折りしたベルト厚は、特殊工具か何かを使って引っ張らなくてはとても通らない。
そもそも、普段の運転で、ねじれるほどの、そんな大きな力がかかったという記憶がないし、たわみを強引に引っ張ったとしても、筋力低下中のジイサンマンのパワーで引ききれるはずはない。
今朝、お仏壇に向かって、いつもの短いお経を唱えてひらめいた。
因果。因縁。
対症療法ではなく、原因を見つければ、なおせるかもしれない。
シルバーバイトに出る前の余裕時間で、しげしげと観察。
今までは、バックルの隙間を使ってねじれをなおすことばかり考えていたのだけれど、ねじれがあるピラー側のベルトを全部引き出してみた。
と、である。
普段は使わない部分、シートベルトの巻きつけ具の最初の部分で折れていたのが原因だった。
ここを修正して、収縮したら回復。\(^o^)/
どうもシートベルトに折れグセ(ねじれ)の癖があるようで、全部引き出して使うと巻取り時にこの現象が起こる。
でも原因が分かった。
この状態になる、縁(条件=ベルト全体を引き出す)にしなければ、古い軽四のシートベルトもなんのストレスもない。
また、ねじれたとしても、原因が分かっていれば、修正も可能だ。
仏教の教え、因果とか因縁。
案外、生活の役に立つ。
有り難い。
合掌
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