まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

一個減って、二個増えた

2024年01月20日 | 道具弄りの日々

数千円のチープな時計が好きで、たくさん持っている。

数日前、軽くて、防水で、誤差もすくない、お気に入りのチープカシオの電池切れ。

安い腕時計の電池交換はいつものことなので、裏蓋を外して交換作業をしたのだけれど、裏蓋がはまらず、強引に力技をかけたら時計が壊れちゃった。(笑)

防水機能の維持のため、キチキチの仕様になっていたようだ。

事後にYouTubeでいろいろ調べたら、専用の治具があるとのこと。

今後のために早速それを手配したのだけれど、時計関係を検索したせいか、Daisoさんの500円時計などの動画が上位に出るようになった。

それをみているうちに、安い時計たちがなんだか健気になってきて、わざわざ街まで出て、Daisoさんの『ミリウォッチ』税込み550円也と、Yahooさんで売っている『BOSCH』税込み送料込み780円(クーポンがあったので実質360円)也を買ってしまった。

一個減って、二個増えた。

ほんと、なにをやっているのだか。(笑)

まあ、千円たらずのお小遣いで、これだけ買い物を楽しめたと思えば、幸せな時間でもある。

Daisoさんの『ミリウォッチ』は、評判通りのいい作り。

プラスチックの筐体は軽くて、つけてる感もないほど。

安っぽい、おもちゃと言われればそのとおりだけれど、普段使いには、軽くて、見やすいは、腕時計の必須項目である。

非防水だけれど、その分、電池交換も簡単にできそう。

『BOSCH』は、金属ベルトが長く自分で調整できない場合はダメダメくん、というレビューが多かったけれど、金属ベルトの調整は得意なので問題なく完了。

うん、いいじゃないか。

360円で時を刻んでくれるこの時計、愛おしい。(笑)

腕時計は、数十万円するものもあるし、高価なものは百万円単位のものもある。

だけれども、時計は、日々の暮らしの中で、時を教えてくれてこそのもの。

500円の時計の1秒も、百万円の時計の1秒も、1秒は1秒。

そう思うと、机の引き出しの中に並んで、毎日時を刻んでくれている安い時計たちの動きが、本当に健気に、愛おしくなる。

チープカシオやシチズンQ&Qなどの『安い時計』でも、時を刻む精度は高く、日常で気になることはない。
このあたりのメーカー品なら、作りもしっかりしていて、安くてもはずれは少ない。

Daisoさんの500円時計も、今回で3つ目になったけれど、既にもっている2つは、電池交換も簡単だし、時を刻む精度も悪くない。
一番古いものは、7年以上使っている。

今の生活では、もうスーツを着て出かけることもないから、見栄えを気にする必要もない。

安い時計を弄りながら楽しもう。

 


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