まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

ぐるっと山武50Kmウォークに参加

2016年10月09日 | ぶらぶらウォーキングの日々

少し歩けるようになってから、いつかはフルマラソンの距離を歩いてみたい、そんな思いを持っていました。

この歳になってみると、体調がよく、体力がある”いつか”は、「今でしょ!」と気づき、昨日、無謀にも、第15回ぐるっと山武50kmウォークに参加しました。

50kmをヒトと競ってあるく。これは今のあたしの体力、健康状態ではとても無理です。ひとりウォークでの最高歩行距離は、35kmくらい。残りの15kmは、一度も歩いたことがありません。

50kmは歩けないけれど、時速4kmで1時間あるくことはできる。自分にもできる時速4kmという日常の行動を12時間積み重ねられれば。そんな精神論で歩き切りました。

30kmを超えたあたりからは、マメがつぶれ、足が重くなり・・・・。
それでも、まだ足は前に出るぞ、歩き続けられるぞ。歩くのをやめない限り、12時間経てばゴールがある。たくさんのサポーターに声をかけてもらい、一緒に足を引きずってあるく人の姿に励まされました。

路傍の埴輪の像、一面のニンジン畑、ネギ畑。伊藤左千夫の生家に立ち止まり、蓮沼の太平洋を望み、自分のペースで歩いた10時間あまり。今の自分と向き合えた時間になりました。

 

実用と記念品を兼ねたコップを事務局が配布してくれました。休憩所での紙コップをなくし、エコ意識を高めたいとの理由のようですが、とても良い発想だと感じました。

思い出の品として、しばらく使っていきます。

 

 

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