まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

他人は思い通りにならない

2020年03月19日 | 少し働く日々

シルバーバイトの交通誘導の仕事、本日、現場に立つこと89回目である。

きつかったけれど、無事終了ヽ(^o^)丿。

交通誘導の仕事をはじめて一年余り、この仕事、評価は低位だけれど、とても大切な、なくてはならない仕事だと思う。

働く人は、まさしく人の坩堝である。

使ってもらっているところは、田舎の小さな警備会社だけれど、この一年で、主要メンバーをのぞき、ガラッと顔ぶれも変わり、この業界、いろいろな会社を渡り歩いている人も多いよう。

週二日程度のアルバイトとしては、この異文化社会に大いに戸惑っている。

A社出身は、○○をしなさい。
B社出身は、そんなじゃだめだという。

警備会社の考え方の違いか、安全を第一とするリーダーと、少しでも渋滞を解消すことがいい(そうとう危険!)と考えるリーダーがいる。

今日は県道だけれど、交通量は国道なみの某所の交差点内の工事に伴う交通整理。

昨日も同じ場所だっけれど、片交を行うということは、渋滞を作ること(×2)だから、渋滞より、皆さんのご理解ご協力で、粛々と流し、交通事故のない一日を目指そうというリーダー、サブだったので、ご飯カミカミでも、気持ちはとてもラクで、達成感もあった。

今日は、バラバラ。

そして、下流側に6~7数か所ある県道の工事現場で、各所で誘導員が団子にしてくる車列、一般の信号で丸められる渋滞列を受ける、主線の最終の工事現場の止め役。
これ、バイトの仕事かいなと思いつつ。(笑)まあ、しかたないか。

ドライバーからお叱りを受けるのは仕方がないけれど、チームのメンバーから、「なにやってんだ!」を罵声を受けるのは、作業以上に辛い。

もう言動を客観視できる歳になった自分でも、そんじゃ、あんたやってみな!と言いたくなる。

この業界の人の移り変わりの原因もちょっとわかった気がした。

交通量が多くても、普通車が規制なく、法定速度で走ってくる車列は、信号が分断してくれているので、これを止めるのはそう難しいことではない。

でも、なんどもなんども工事帯で止めれ、一般の信号機で更に団子なった渋滞の列で、大型車が多く、普通車が挟まれている場合、これを止めるのは命がけである。
みなさん、いらいら、先に進みたい気満々で来るのだから、二割方は前進あるのみで突っ込んでくる。

安全を第一にするリーダーたちは、合図を出しても止まらない車は無理に止めるな!
車間なく、スピードに乗ってくる車列は切るな!
と教えてくれた。

先で自分がなんとか整理するからと。

私もその通りだと納得し、そう動いている。

どんなに、現場で怒鳴っても、だた混乱するだけ。
スキル不足の仲間がいたら、フォローしてやったらいいのに。

けっこう、良い時給をもらっているらしいこんな誘導員さん、どうなんだろう

一切皆苦。

他人は思い通りにはならないよね。


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