まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

相当古い軽四から、古い軽四に

2021年06月05日 | 道具弄りの日々

子1号が都会ぐらしを始め、車はいらない、と置いていった2003年初年度登録の古い軽四。

当時は私も車があり、その軽四はホコリをかぶり、サビが浮き始めていた。

早期退職を機に自分の乗っていた維持費の嵩む車を整理し、小回りの効く、惜しげのない、古い軽四をDIYで手入れし(いじり回し)、あれからもう8年も過ぎた。

今日現在、丸18年を過ぎ、19年目に入った相当古い軽四。

移動範囲、走行キロが少ないことはあるけれど、この車に乗ってから、事故も不調トラブルもなく、通算15万キロほど走った。ほんとうに有難い相棒である。

袖ヶ浦50(乗用タイプ)、袖ヶ浦40(軽トラなど)で始まる、2桁ナンバーは今や当地の絶滅危惧種となり、ほとんど見かけなくなったが、自分で手入れをすると愛着もわき、ボロいなりによく走り、役に立っていればまだポンコツではなく、なかなか別の車へ乗り換える気になれなかった。

それでも、来年春の車検、丸19年で、適当な車に替えようと考えて来たのだけれど、とうとう今日思い余って2011年初年度登録、走行4万キロの車を、お世話になっている修理工場で登録してもらうことにした。

これも古い軽四には違いないが、10年落ちならまだ数年は乗れる。

数年後には、70歳。
免許返納も考えなけばならない年齢になる。

今の自分には、ちょうどの相棒になるだろう。

この頃、暑くなりはじめ、雨が多くなったので、先月、二年に一度の恒例イベント、エアコンのガス入れをいした。

エアコンガスが抜けきってしまうということは、もうエアコン自体が寿命でお金をかけて修理をする必要があることは分かっていたのだけれど、もうワンシーズン多少冷気が出て、除湿ができればOKとの思いだった。

エアコンガスが抜けきっているときは、コンプレッサーが回らず気にならなかったのだけれど、ガスが入り、コンプレッサーがり回りだすと、キュルキュルと異音が発生するようになった。

街に出て、信号待ちの間、コンプレッサーが回り出すとキュルキュルキュル・・・と大騒ぎである。(笑)

お世話になっている修理工場に持ち込んで、「コンプレッサー、いってるよね」っていうとニヤッと笑った。コンプレッサーなら10万円近い高額修理となる。

「この車も本当に長い間乗ってくれていて有難いけれど、コンプレッサー交換より、車を交換した方がいいよ」

自分の思っていた通りのことを言われ、「家の回りを乗るのなら、このくらいで十分だよ」と価格も手頃な古い軽四をすすめてくれ、有り難く受入れた。

今の軽四の故障時、古い車にお金をかけても仕方がないや、と手持ちの中古の部品を使って格安で直してくれたことも何度もあった。

長く乗れたのはこの修理工場の経営姿勢のおかげである。

もうしばらく、この修理工場にはお世話になる。

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