昨日、今日で仕上げようと目論んでいたビニールトタン屋根の修理だが、朝からあいにくの雨で新聞をながめていた。
先日の衆議院総選挙の総括的な記事が多かったが、その中に得票数・率が公表されており、興味深く読んだ。
選挙結果は、自公が議席総数の三分の二を占める大勝で、野党側に投票した私は興ざめしていたのだが、得票数・率では、また別の面が見えた。
小選挙区では、自公への投票が49.32%。野党への総数は、50.68%。
比例区では、自公への投票が45.79%。野党への総数は、54.21%。
比例区では、自公への投票が45.79%。野党への総数は、54.21%。
投票行動を起こした人の半数以上が、私同様、自公体制は行き過ぎでは!またはNo!と思っているということだ。
にもかかわらず、結果は自公が圧倒的多数となり、彼らの視点、論理で物事が動いていく。
野党第一党の議員数は選挙の度に少なくなり、少数の意見どころか、半数の意思が無視されて社会が動いていく。保守、安定とはいっても、一歩間違えばとても危険な社会になってきているということだろう。
”一票の格差”という言葉も、今迄ぼんやり聞いてきたが、数字で見て実感した。
小選挙区で、六万票あまりで当選した人、十六万票近くとり当選した人。
北海道の候補者のように、十三万票あまりの支持を受けても落選した人。
落選した十三万票の民意はどこへいってしまうのだろう。
落選した十三万票の民意はどこへいってしまうのだろう。
選挙制度の限界といえばそれまでだが、今後野党が一本に纏まることは難しそうだ。
ならば、多様な意見が国会に届くよう選挙制度を変えるべきだが、勝っている側にメリットのあるルールを変えるはずがない。
ならば、多様な意見が国会に届くよう選挙制度を変えるべきだが、勝っている側にメリットのあるルールを変えるはずがない。
あなたの大切な一票が国を変える、なんていっても空々しく聞こえる。
投票率が下がるのももっともだが、下がれば下がるほど、地盤、組織票のある自公中心の社会になっていく。
学校教育を無料にするより、都市部に保育園・幼稚園をたくさん作って、若い優秀なママさんたちが安心して元気に働けるようにする。保育士さんたちのお給料をもっと上げる。家計にたくさんお給料が入ってくる社会の方が元気があるんじゃないのかな?
みんなが大学を出なくても、中卒でも胸をはって生きられる、必要な時に必要な知識を学びなおせる多様な社会の方がいいんじゃなのかな?官僚や上場企業で働くのが勝ち、ニートは負け!それは一面での見方でしかない!(と今は思う)。
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<今日は何の日>
1880(明治13)年の今日、古今和歌集に収録されていた歌詞に宮内省雅楽課の林広守らによって曲がつけられ「君が代」完成しました。
<今日は何の日>
1880(明治13)年の今日、古今和歌集に収録されていた歌詞に宮内省雅楽課の林広守らによって曲がつけられ「君が代」完成しました。
「今の幸せな世がいついつまでも続きますように」
その背景は別にして、「君が代」には平和的で日本人らしい思いやりを感じます。
その背景は別にして、「君が代」には平和的で日本人らしい思いやりを感じます。