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エジプト全土でデモ オバマ政権も苦慮

2011-02-01 22:50:26 | 報道/ニュース



  30日 サンデーモーニング


  エジプト国内で大きな広がりを見せる反政府デモは、
  28日にはエジプト全土で数万人が参加したと見られ
  これまでで最大規模になった。
  
  エジプト政府は軍を投入し夜間外出禁止令も発令したが衝突は激しくなる一方で、
  ムバラク大統領が所属する与党・国民民主党本部が放火され略奪行為も相次いだ。

  ムバラク政権が約30年続くエジプトでは
  貧困や失業問題を抱える人たちの怒りが高まっていた。
  エジプト市民に大きな影響を与えたのが
  反政府運動で独裁政権が崩壊したチュニジアの政変劇。
  これに触発された多くの人がインターネット交流サイトなどでの
  デモの呼びかけに多くの人が賛同したのである。

  IAEA前事務局長で、
  2005年に核不拡散運動でノーベル平和賞を受賞したエルバラダイ氏も
  デモに参加した。

  アラブ諸国の盟主といわれるエジプトで起きた大規模な民主化運動に、
  アメリカのオバマ大統領は民主化を支持する一方で
  難しい対応もせまられている。
  ムバラク大統領はアラブ諸国のなかでは親米派のリーダー的存在で、
  これまでイスラム過激派対策や中東和平交渉などで
  アメリカの重要な協力者であり続けてきたからである。
  このまま一気に本人に退陣を求めることまでは出来ないという事情がある。

  アメリカ クリントン国務長官
  「エジプトのことはエジプト人が決めるべきです。」

  28日、ムバラク大統領はテレビ演説で内閣を総辞職させると発表したが、
  自らは大統領を続けると宣言した。

  エジプト ムバラク大統領
  「私の信念は変わりません。
   政治的・経済的・社会的な改善をやり通すという信念です。」

  反政府でもはヨルダンやイエメンにも広がっており、
  アラブ国家をおろかアメリカをはじめとする国際社会にも
  さまざまな影響をもたらすことになりそうだ。

















  
















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