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進まぬホームドア設置 ネックは企画・高額費用

2011-02-14 22:08:55 | 報道/ニュース
  2月9日 めざましテレビ


  山手線全29駅のホームドア設置計画についてJR東日本は、
  「可能な限る全体計画を早め、工事を進めたい」
  と延べ、2017年度中という当初予定を前倒しする意向を表明した。

  1月16日にJR山手線目白駅で全盲の男性がホームに転落し、電車にはねられ志望した。
  全日本視覚障害協議会などは、
  全盲者の3人中2人はホームから転落した経験があるという調査結果を示して、
  ホーム事故の再発防止策をJR東日本に申し入れていた。

  2007年12月施行された、バリアフリー新法では、
  一日の乗降客が5000人以上の駅へのホームドア設置を求めている。
  5000人以上の駅は2800駅。

  ホームドア計画で国の整備目標が約2800駅に対し、
  すでに設置(~2010年度末)498駅と、
  計画されている285駅を合わせても783駅で、
  目標の3割弱にとどまっている。

  設置を求めるというバリアフリー新法では、新設駅には義務付けられているが、
  既存駅には努力義務になっている。
  複数の鉄道会社が乗り入れる首都圏の駅では、
  ドア数、車両の長さなど企画の異なる電車が相互乗り入れしているために、
  ホームドアの企画をどれに合わせるのか、という問題がある。
  
  大きいのは費用の問題で、
  地下の駅よりも地上の駅(土をもった)のほうが改修費用がかかる。
  ホームドア設置費用は、既存駅1駅につき数億円~数十億円。

  山手線のホームドアは全駅整備に約500億円かかるとみられる。
  JR東日本の制の清野智社長
  「(国や自治体から)補助をいただけるならぜひいただきたい。」

  都心を走る山手線でもやっと・・というのが
  ホームドア設置の現状である。









 

































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