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インドに注目のサッカーリーグ

2014-11-03 18:30:00 | 海外ネットワーク

10月26日 NHK海外ネットワーク

 

インドで10月 新しいプロのサッカーリーグ“スーパーリーグ”が発足した。
海外から一流の有名選手を集めているのが売り物で
各国の元代表選手
監督では元日本代表のジーコ氏も采配を振るっている。
インドはワールドカップへの出場を目標に掲げ
サッカー人気と競技力の向上を図ろうとしている。

元イタリア代表のデルピエロ選手。
元日本代表監督のジーコ氏。
インド各地で行われた新しいプロサッカーリーグの開幕戦で観客を大いに沸かせた。
「とてもすばらしかったわ。」
「これからはサッカーですよ。」
インドの国民的なスポーツといえばクリケット。
これまでサッカーは盛んではなかった。
しかしヨーロッパのプロリーグが放送されるようになると若者を中心に人気が上昇。
そこで初めてのワールドカップ出場を目指して創設されたのがこのプロリーグである。
8つのチームが2か月という短い期間で優勝を争う。
インドの選手の底上げを図るため高額の年俸で海外のスター選手を招いた。
(元イタリア代表 デルピエロ選手)
「インドの文化に触れ
 一緒にサッカーができることはこの上ない喜びです。」
日本を含め海外の企業もスポンサーとして支援している。
新しいクラブチームの共同オーナーになったウッサブ・パレック氏は投資会社の社長を務めている。
グッズ販売などにビジネスチャンスがあると考え日本円で約7億円をチームに出資した。
1人でも多くの人にスタジアムで観戦してほしい
パレックさんは他のスポンサー企業とともにスタジアムに大型スクリーンを新たに設置したり
街角に宣伝のポスターを張り出したりしている。
(アトレティコ・コルカタ共同オーナー ウッサブ・パレック氏)
「サッカーは新たなビジネスを開いてくれます。
 そして我々はサッカーフィーバーを巻き起こしインドサッカーを世界レベルへと引き上げていくのです。」
華々しく開幕したインドの新しいプロリーグ。
しかしスタジアムの改修や選手の獲得に巨額の費用がかかったことで新たな課題を背負う形となっている。
チケット代が高すぎるという声が挙がっている。
インドでの一般的なサッカーの観戦チケットは10ルピー(約17円)から販売されている。
しかし東部コルカタで行われた開幕戦は安いチケットでも900円近くした。
「チケットが高いので見に行けません。
 テレビで見ます。」
観客が思うように集まらず
開幕戦ではチケットの半分が売れ残ったスタジアムもあった。
インドの選手をどう育成していくかも課題である。
新しいリーグは選手の半数近くが外国人。
インドの選手が出場するチャンスは限られているからである。
インドのサッカー関係者は外国人選手と一緒にプレーすることでレベルアップを図ってほしいと期待している。
(インドサッカー協会 ブラフル・パテル会長)
「海外の選手から技術や知識を学ぶことでインドの選手たちは大きく飛躍するだろう。
 ワールドカップ出場につなげていきたい。」




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孤立深める北朝鮮 経済協力は・・・

2014-11-03 07:30:00 | 海外ネットワーク

10月26日 NHK海外ネットワーク


北朝鮮による見本市が開かれたのは中国東北部の国境の都市 丹東。
中国と北朝鮮の貿易の一大拠点である。
(北朝鮮の担当者)
「見本市では両国間の経済・科学技術の交流・投資の誘致活動を行います。」
会場にははちみつや漢方薬などの商品が並んだ。
これまで築いた経済面での結び付きを失いたくないという北朝鮮の意気込みがうかがえる。
中国側に経済特区への投資を呼びかける説明会も開かれた。
北朝鮮の担当者が国内の資源や人材は充実しているとアピールして各地の経済特区を紹介した。
(北朝鮮の担当者)
「少ない投資で多くの利益を出せますよ。」
しかし大規模なプロジェクトとを見ると政治面での両国の冷え込みが露呈している。
中朝両国が丹東で開発を始めた経済特区「黄金坪(ファングムピョン」。
3年前に華々しく着工式が開かれた。
北朝鮮側で開発を主導したのは中国との太いパイプを持っていたチャン・ソンテク氏だった。
しかしその後キム・ジョンウン第一書記は中国の反対を振り切って核実験を強行。
さらに中国も重視していたチャン・ソンテク氏を処刑した。
反発を強めた中国は北朝鮮への金融制裁に踏み切り両国関係は急速に悪化した。
この影響で経済特区ファングムピョンの開発が滞り
進出した中国企業はまだ一つもない。
工業団地や自由貿易区になるはずの広大な敷地には現在住民の姿がわずかに見られるだけである。
一方 中国側が工事の全額を負担して建設している丹東と北朝鮮を結ぶ橋でも中朝関係のほころびが見えた。
橋そのものは10月末にも完成するとみられている。
ところが北朝鮮側では橋にいたる道路が整備されていないのである。
関係改善の兆しが見えない中朝関係。
そこで北朝鮮が接近を図っているのがロシアである。
かつてキム・ジョンイル総書記が特別列車で往来するなど歴史的にも地理的にも近い距離にある北朝鮮とロシア。
北朝鮮指導部はその伝統を生かして貿易を拡大しようと働きかけている。
10月にはリ・スヨン外相がロシアを10日間以上も訪れた。
ラブロフ外相などと会談を重ね経済面の結び付きを強めることで一致。
ロシア側も地理的な観点から北朝鮮を重視し始めている。
今年7月 北朝鮮北東部ラソン経済特区にロシアが主導して石炭の輸出ターミナルを完成させた。
日本海に出る新たな拠点にしようというのである。
さらに10月にはロシアが2兆6,000億円かけて北朝鮮の鉄道網の近代化を進めることで合意し
ピョンヤン市内の駅で式典が開かれた。
(朝鮮中央テレビ)
北朝鮮とロシアの発展と利益にかなう鉄道改修が
両国の経済協力を発展させルという演説があった
北朝鮮は中国への依存を減らし
代わりにロシにへ急接近している。

 

 

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