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FIFAも注目!英4部リーグ “世界一 環境に優しいクラブ”

2018-10-12 07:00:00 | 報道/ニュース

 

9月21日 おはよう日本


各国の名だたる選手が集まるイングランド プレミアリーグ。
その下の4部リーグにFIFA 国際サッカー連盟から
“世界で最も環境に優しいチーム”だと紹介されているクラブがある。

チームカラーは緑。
4部リーグ所属のこのチームの名前は
フォレスト・グリーン Foresut Greem。
ホームグランドは“オーガニック・ピッチ”と名付け
農薬や化学肥料を使わず芝を育てている。
芝にまく水は全て雨水で
タンクに貯めて使っている。
さらに芝刈り機や車の充電スタンド
照明など
スタジアムで必要な電力は全て太陽光発電など再生可能エネルギーで賄っている。
このクラブがグリーンに舵を切ったのは8年前。
オーナーに再生可能エネルギーを作るベンチャー企業の経営者が就任したのがきっかけである。
「地域に密着したクラブチームを通して環境への配慮が新たな社会を作ると伝えたかった」と言う。
(サッカークラブ デール・ビンス オーナー)
「ビジネスの観点でも環境は重要。
 例えば太陽光発電への投資は利益を生む。
 サッカークラブで環境への配慮を行ない
 ファンやスポーツ界にメッセージを伝えたい。」
スタジアムでは食べ物もエコを追求している。
(観客)
「おいしい。
 本物のハンバーガーみたいだ。」
バーガーは肉やチーズを使っていない。
代わりに使われているのはサツマイモやタマネギなど。
家畜を育てるのに比べて環境への負担が少ない野菜ばかりを使った
完全菜食主義(ヴィ―ガン)の食事である。
この日 選手たちに出されたのは植物を材料にしたパイ。
(選手)
「パフォーマンスへの影響はないです。
 ケガもしないから
 もしかしたらいい効果があるかも。」
次に計画しているのは
環境に優しい新スタジアムの建設である。
このスタジアムは
天井や床 そして壁など
ほとんどの部分が木材で作られる予定である。
加工するのに大きなエネルギーが必要になる鉄などに比べ
建設にかかる二酸化炭素の排出が抑えられると言う。
これまでの取り組みと合わせて
世界でもっとも二酸化炭素の排出が少ないスタジアムになるとしている。
(デール・ビンス オーナー)
「このホームスタジアムは本当に美しく
 多くの人が足を運びたいと感じるでしょう。
 われわれがイングランドや他国のサッカーだけでなく
 他のスポーツクラブにとってもモデルになれたらいい。」


 

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