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お茶の楽しみ 最前線

2019-09-27 07:00:00 | 報道/ニュース

9月4日 NHK「おはよう日本」


東京六本木で開かれた新商品の発表会。
神奈川県の高級茶飲料メーカーが開いたこの発表会にはマスコミは料理店の関係者が集まった。
グラスに注がれているのは静岡県産のお茶。
価格は1本なんと30万円。
注文販売がスタートした。
(ロイヤルブル―ティージャパン 吉本桂子社長)
「どうやって最高のパフォーマンスを出せるかとなったとき
 新しい様式にならなければお茶の未来はない。」
(試飲した人)
「華やかなお茶の香りの裏に奥深い渋みがある。」
材料は浜松市天竜区の農家が作った高級な手摘み茶。
手作業と水にこだわり
3日間かけて水だししたこのお茶。
(ロイヤルブル―ティージャパン 吉本桂子社長)
「フルボトルに入れることによって皆様でこの感動を分かち合う。
 本物のお茶の味を魅力を
 正確に安全に
 皆様にお伝えしたい。」
ターゲットは国内外の高級レストラン。
そして贈答用としても。
メーカーによると
ここ数年こうした超高級緑茶のっ需要が増えてきているという。
「ワイングラスで飲む日本人の感覚がないので
 ギャップでびっくりされる。
 非常に喜んでいただいています。」
茶の生産をめぐっては価格の低迷やペットボトル入りのお茶の普及を背景に
高級茶を作る茶農家の技術の伝承が困難になっているという。
メーカーではワインボトル入りの茶の開発で茶農家を支援するとともに
本物の日本の高級茶を世界に売り出したいとしている。
(ロイヤルブル―ティジャパン 吉本桂子社長)
「日本茶を世界一のブランドにするためです。 
 世界一の日本茶を世界中の人に
 いつでもどこでも誰がサーブしても
 パーフェクトな味で日本茶を伝えたい。」
県産茶の消費拡大を狙った取り組みは新たな広がりを見せている。
静岡市の老舗ステーキ店。
お茶の使い道は何とビール。
(客)
「すごいすっきりしていておいしいです。」
「飲みやすい。
 なんかビールじゃないみたい。」
静岡の茶業界を何とか活性化させたい。
大手ビールメーカーとJA静岡経済連が開発した。
シニアソムリエと日本茶インストラクターの資格を持つ店の代表も太鼓判を押す。
(ルモンドふじがや 白鳥智香子代表)
「最近ビールのワイン化というのが始まっていて
 いろんな個性のあるビールをお食事と合わせて楽しむという
 新しい楽しみ方が出てきている。
 ビールの世界で静岡茶ビールは海外の方にもとても受け入れられる要素がある。」
作り方は県産茶のパウダーを溶かしてビールを注ぐ。
お茶の香りとさっぱりした味わいが特徴の“ビアカクテル”。
今年春から販売が始まったが
評判は上々である。
日本伝統のお茶の新たな味わい方も知ってもらおう。
お茶と料理の組み合わせを味わってもらう“ティーペアリング”
楽しむメニューも提供している。
(ルモンドふじがや 白鳥智香子代表)
「普段のお茶をちょっと角度を変えて楽しんでみたり
 新しいお茶の付加価値が生まれて
 それがゆくゆくはお茶の消費の拡大につながっていけば。」


 

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