世の中で何か事件が起これば、コメンテーター、専門家、評論家が批評、批判、賞賛、解説などのコメントをしてくれます。
この人のバッティングはこの点がすばらしい。
凶悪犯罪が起こると、警備態勢のここに欠点があった。こうするべきだ。
この絵画はなぜよいのか。誰の影響を受け、どんな工夫をしてこの画風を打ち出しているか。
それらは根拠や論理・理屈で裏打ちされています。
たしかに世間ではたくさんの根拠・論理・理屈が、あらゆる疑問を封じ込めてくれます。
でも他人はどうあれ、自分にとっては素晴らしい絵なのです。
自分だけが気に入った映画。
推しにお金をつぎ込む。
それらには理由づけはいりません。
素晴らしいから素晴らしい。気に入ったから気に入っている。
好きだから好き。
そんな心中の不思議を正すのは、理屈抜きの自分の感性、感情だけではないでしょうか。
私はやっぱりこれが好き。これでいいのでしょう。
ありのままの自分の感覚・感性を大事にしたいのです。
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