この写真は、おととしの沖縄修学旅行の恩納村で撮影したビーチです。
夕食後、夕陽が映え、ほんとうにきれいでした。
多感な中学生には、自分を忘れてしまうような美しいものに出会ってほしい。
自然でも芸術でもいいので、一瞬でもいいから美しいものを見ておいてほしいと思います。
生徒が生きていく人生には必ず悲哀があります。それは通り雨のようにやってきては、去っていきます。
しかし、中学生が目にした美しいものは、彼らの中でずっと消えません。
事実、私は10代のときにみた、信州上高地(かみこうち)の風景は、いまもはっきり、くっきりと覚えています。
大正池の水面に映える焼岳の絶景を、忘れもしません。