本日は、三中吹奏楽部部の定期演奏会&演劇部発表会が、メイプルホールで開かれました。
部員たちは、今日の演奏会・発表会に向け、毎日練習を重ねてきました。
さて、私は、常々、経験値の高さは、人の器の大きさにつながるので はないかと考えています。
いいかえると、「修羅場の数だけ、余裕が生 まれる」ということでないかと思います。
胃が縮むような経験を何度もしている人は、何事に対しても余裕が生 まれます。
私自身も校長を4年間務めている間に、「え~、どうしよ う」というピンチに何度か直面したことがあります。
かといって、今は 余裕ですとはけっして言えないのですが、少なくとも修羅場の経験は、 今にいかせているとは思います。
吹奏楽も演劇も、部員達が感じる本番前の緊張感は言葉に表せ ないほどです。曲が始まる直前の緊迫感は、部員の胸を押しつぶすほど のプレッシャーをもって生徒たちに迫ってきます。
とくに大きな会場 で、ソロで演奏する前の緊張感は言葉に表せないほどだと思います。
その意味で、吹奏楽も演劇も、ある意味で、人としての器を大きくす るという効用があるかと思います。ピンチの時でも慌てふためかない、 不動の心をもてるのではないかと思うのです。
この点で、部員たちは、ほんとうにいい経験を積んでいるのでないかと思 います。
本日の演奏 会の開催にあたり、惜しみないお力添えをいただきました保護者のみな さま、吹奏楽部ご先輩の方々および吹奏楽ファン、指導者・関係者のみ なさまに、心よりお礼申しあげます。