私たちは一人ひとり違います。一人として同じ人はいません。
だから一人ひとりは尊い存在なのだと思います。
しかし、ちがいは往々にして、人と人を隔てる材料になります。
ときとして、他者との間に超えられない溝を感じることすらあります。
でも、それぞれはちがっているが、みんなそれぞれに共通してもっているものもあるはずです。
「子どもが、昔と比べて変わった」という人がいます。
たしかにそうかもしれない。
なかなかはっきりと自己主張できない。
友だちの意向を気にしすぎる。
我慢強くない。
このように、私が学級担任をしていた頃の中学生と比べて、変わった点もある。
しかし、三中の子と接してつくづく思うこと。
それは、
子どもの願いは変わらないということです。
友だちを大事にしたい。
勉強ができるようになりたい。
いいクラスをつくりたい。
クラブでもがんばりたいな。
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このような願いは、いまも昔も、何も変わりません。
子どもの願いは、保護者の中学生の頃も、いまのお子さんにも共通しています。
だから、教職員は子どもたちの願いに応える学校づくりに取り組むのです。