本日、3年生の英語の授業を見ました。
台湾と日本の友好関係を考える内容でした。
授業者は同じみのAll Englishで話します。また英文の内容はかなりハイレベルのものでした。
壁に貼った英文はいくつかのパートに分けてあり、グループでその情報を読みとり、席に戻ってその情報から、パートをつなぎあわせ、一つのストーリーにする活動でした。
さすがに、この時期の3年生です。英語の得意な子は苦手な子に、自然に教え合って、グループ全体が、台湾と日本の友好関係を理解していきました。
仲間関係が成熟しているので、すべての生徒が授業についていけてました。
さて、公立高校一般入試は、明日となりました。
1.4倍を超える高倍率になっている学校もあります。
入試はたしかに競争です。
1.4倍の倍率は、140人が受験すれば、40人が不合格になります。
ほかの受験者より、高い点数をとれば合格しやすくなります。
しかし、たからといって、私たちの生きる世界や社会がすべて競争であるわけではありません。
まわりの人は、すきあらばおとしいれようとねらっている敵ではない。
必要ならば、わたしを助けようとしている仲間であることを学んでほしい。
加えて、自分もまた他者を助けたいと思い、行動できる子どもになってほしいのです。
自分のことしか考えれない子どもでは困るのです。
学校は、人を助けたいと思う子どもを育てるところです。
それがさまざまな状況の子が一緒にまなぶ学校の一つの存在意義です。