文部科学省(文科省)は、以前、文部省という名称でした。
この省は、もちろん日本の教育はどうあるべきかな方針を出すところです。
文科省の出す教育育政策は、都道府県教育委員会→市町村教育委員会→各学校へと伝わってきます。
文科省→大阪府教育委員会→箕面市教育委員会→箕面三中という流れで、文科省の教育政策は全国の津々浦々の学校に浸透するというしくみです。
例えば英語学習を、国が東京オリンピックの年度に小学校で拡充するとなれば、全国の小学校でまんべんなく実施することになります。
もっとも、箕面市の場合は、この政策を前倒ししています。
小学校5・6年の英語学習は、すでに小学校3年から週1時間の学習を開始しています。また15分間の英語活動を小1から行っています。
中学校では、箕面市は独自に週4時間の英語授業に加え、教育課程特例制度を使い、英語コミュニケーション科の週1時間の計5時間を実施しており、三中でもやっています。
それはともかく、今回は文科省についての感想です。
全般話題になった文科省幹部の天下り問題。これだけでおさまらず、「文書がなかった」と弁明したかと思えば、翻って「やはり、ありました」と言う始末。
また、文科省はもうすぐ週1時間の道徳の時間を、一つの教科として位置づけるほど重要視しています。
いみじくも、子どもの教育を担うところが、ウソを言っていいのか、道徳を語れるのか。
文科省のこの右往左往ぶりにがっかりしたのは、私だけでなく、国民・市民のみなさんも同じでないでしょうか。