わたしは、子どもの頃、自宅から星空をよく観ました。
今でこそ、周りが明るくなり、空が白くかすんで見えにくくなりましたが、今でもまだ星空を観ることはできます。
星空はいつ見ても同じではありません。
わたしは天文の専門家でもないですし、星や星座の知識をたくさんもっているわけでもありません。
でも、見慣れているはずの星が見えなくなっていたりします。また、月にしても少しずつ形が変わります。
そのような変化を追いながら、じっと夜空を眺めていると、日常の煩雑さやつまらないことは忘れている自分に気がつきます。
わたしはこの瞬間が好きです。落ち着いた気分になり、気持ちをリフレッシュできるのです。
ふだん自分と宇宙は関係なく、遠い存在のように思っていますが、じっと天体を見つめると自分が宇宙と一体だとさえ思うのです。
私たちのからだを作っているものは、すべてが過去の天体から生まれたものです。地球と宇宙の大きな流れの中でできたものです。
夜空を見上げ、見渡すことは誰でもできます。すべての人に開かれた宇宙への窓です。
心のもやが晴れ、軽やかな気持ちになります。
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