私が昨年3月まで勤めていた中学校では、全校生徒で、「あの空」という歌を全体合唱していました。
この曲は、いじめをなくすための番組、NHK「いじめをノックアウト」のキャンペーンで、高橋みなみさんが作詞したものです。
「あんな雲はなければいい
何気なく言った君の言葉に
傷ついている誰かがいる
教室の片隅で」
私はこの歌詞のフレーズに心惹かれます。
さて、作詞についてですが、作詞家が「どうしても、これを伝えたい」という、いわば思い込みこそが歌詞になるのだと思います。
ああでもない、こうでもないと悩みながら、何度も何度も書き直してできたものが歌詞になるのだと思います。
その意味で、歌詞には作詞家の魂が込められていると言えます。
魂には魂が応えます。
だからこそ、歌は聴き手を惹きつけるのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます