新型コロナウイルスは、高齢者になるほど重症化しやすいと聞きます。
緊急事態宣言は解除されましたが、その後も基本的には出歩くことは控えた方がいいのは確かなようです。
そこで、気になるのは高齢者です。家の外に出たり、人との交流が減ることになります。
もともと、仕事をしていない、家から外に出ない、人と会わない、地域の会にも出ないといった高齢者は、要介護になりやすいと聞きます。
また研究では、直接会って会話する対面式のほうが、電話やメール、手紙による交流よりも要介護になりにくいという報告もあります。
そこへ、新型コロナウイルスの感染リスクが重なってくると、外出や人と会うことを高齢者はどうしても控えるようになります。
そうなると、要介護になる可能性がさらに高まるのでないかと危惧します?
でも、考えてみれば新型コロナウイルス感染者と接触する確率は、家に閉じこもったり、社会的に孤立したりして要介護、認知症、うつなどになる比率より小さいはずです。
だから、老人会等で大々的に旅行へ行ったりするのは無理ですが、少人数で密集しないよう外出や換気のいい施設で交流するのがいいでしょう。
「認知症カフェ」などの居場所づくりを進めようという地域もあるようです。
または可能ならオンラインを積極的に活用する見守りで、孤立をを防ぐなどの対策が必要になるのだと思います。
地域での人同士の支えあいは、行政やNPOによる「まちづくり」の取り組みの本命だと考えています。
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