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コロナ災禍により、私たちの生活はかなり変わりました。
感染を防止するため人と出会う機会が大きく減りました。
とくに生活に困っている人に気を見つけ、支援につなぐしくみ(セーフティネット)が働きにくくなりました。
人が社会的に孤立するケースが増えたのです。
そして、「適応障害」をもつ患者が増えてきています。
適応障害とは、職場や環境になじむことができず、そのストレスから気分が落ち込んだり、不安を抱えたり、睡眠がとれない、めまいなどの身体症状が現れる病気です。
そのような人たちを支えて、サポートする社会のしくみが弱体化してきています。
心が傷つき心を病んだ人を受け入れ、人間関係につないだり、社会復帰を促す機関、企業や団体の相談窓口・サポート担当が縮小しています。
コロナ災禍で失業したり、店を閉めたりした人の理由がコロナであっても、ウイルスが対象では怒りのもって行き場がなく、自分の中に抱え込みます。
コロナ災禍で増えている孤立と絶望を解消するサポート体制を整備することが急務です。
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