ダルビッシュ投手が、日米通算200勝を達成しました。
立派な記録を打ち立てられました。
そのダルビッシュ投手が2023年のワールド・ベースボール・クラッシック大会の前のメディアでの取材で話されていたことが、ものごとも向き合い方として、大きな示唆を与えてくれています。
「小さい時、楽しそうだからみんな野球を始めたと思う。その原点じゃないけど、そういうところを分かってほしいなと。ランニングの時もそうだし、投内連係とかゴロ捕球している時もそう。とにかく楽しくやるのが野球だと思うので」
この談話を聞いて、5月19日のブログ「楽しく思えることが続ける秘訣」に通じる点がありました。
小さいときからずっと楽しさを味わうことができることが原点であり、楽しさが持続することが、長く続く秘訣です。
スポーツにしても、絵や楽器演奏、歌唱、書道、華道・茶道、演劇などの文化活動にしても、楽しんだ実感は、それらを長く続ける原動力になります。
ものごとは、多くの場合子どもが他者のおとなの指導を受けて上達していくことも多いです。
その指導はときとして、厳しいことも多いのですが、それでも子どもがイヤにならず、楽しみながらできるように導くこと。
それが大切であることを、ダルビッシュ投手の談話から改めて思います。
指導者による、人格を否定する叱責、体罰、見せしめのような制裁、立場を利用したハラスメントが頻発する今、思うのです。
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