全国の学校で、児童生徒一人1台端末が、ほぼ整備されました。
新型コロナウイルスは、怖い感染症を引き起こします。いまでもその収束が見通しにくい状況です。
しかし、皮肉にも新型コロナウイルスは、全国の児童生徒が一人1台のタブレットやPCをもてるように、強力な追い風になってくれたという見方ができます。
それでは、学習のとき、一人1台端末をどのように使っていけばいいのでしょうか。
ひとつは、「調べ学習」に使うという方法が思いつきます。
今まで,私が教員だった1990年代頃は、たとえば「アジアを知ろう」の学習で、私のクラスはタイの文化や生活、食べ物、衣服を調べ発表をしました。
そのとき、タイの人に学校へ来てもらいましたが、それ以外は図書館などへ行って、書物から生徒は知識を得ました。
それが、いまや一人1台端末を使い、図書館に行かなくとも、インターネット上の情報にアクセスできるようになったのです。隔世の感があります。
ただし、そうなると、今度は情報が正しいものかそうでないかを判断する力も求められるようになります。
また、膨大な情報量がネット上には横たわっています。
教科の授業でも、教師が一方的に知識を伝達するような授業はもう通用しなくなります。
情報環境が大きく変化した今、新しい授業づくりが、学校の教員には求められているのです。
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