箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

子どもがうれしいとき

2021年01月24日 08時24分00秒 | 教育・子育てあれこれ
 


小学校5・6年生が「保護者に対する子どもの気持ちアンケート」に答えた結果では、
子どもが親から言われてうれしかった言葉かけは・•・


「大切な子だからね」

手伝うと「ありがとう」といってくれる

「おー、すごい」

テストでよくない点でも「がんばったね」と言ってくれる

テストでよくない点でも、「次にがんばればいいんだよ」とはげましてくれる

料理をしたら「おいしい」と言ってくれる

「応援してるよ」と言ってくれる


このように、言われてうれしかった言葉で多かったのが、ほめてくれることと感謝してくれる言葉です。


また、してもらうとうれしかった親のかかわりは、

自分のことを好きでいてくれる

ため息をついていたら、声をかけてくれる

友達とのトラブルを一緒に考えてくれる

疲れていると気遣ってくれる

いつも話を聞いてくれる


以上、月刊「教育相談」2019年10月号(ほんの森出版)より。



中学生も多かれ少なかれ、ほぼ同じ気待ちだと思われます。

ただし、中学生も大きくなり、突然これらの言葉や行動を親がすると、「どうしたの、急に•••」となる場合があるでしょう。

だから、ふだんが大切です。

こうやってみてみると、ごくふつうの親の言動が、親からのかかわりとして、子どもがうれしさを感じることがわかります。

ふつうだからこそ、忘れがちになります。

ふつうのことをしようと、ふだんより心がけて実行してみてはいかがでしょうか。




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