最近の日本では、道路のアスファルト舗装があたり前になり、水たまりはめったに見かけなくなりました。
私の子どもの頃は、道路に凹凸があるのが多く、くぼんだところには雨水がたまり、しばしば水たまりができていました。
道端を母親と歩いていると、大きなダンプが前からやって来て、水たまりを水を跳ね上げ、全身に泥水をかぶってたのを思い出します。
今では水たまりを見かけることはほとんどありません。
ところが先日、久しぶりに水たまりを見つけました。
近づいてみると、その水面には空の青空が映っていました。
妙に新鮮な感じがしました。
以前はふつうだったかもしれませんが、今では「ハッ」とする日常の光景です。
青空は天を見上げると見えるもの。でも、ここでは下をみても青空がくっきりと見えるのです。
「明鏡止水」は、落ち着いた静かな心境という意味だと思います。
慌ただしい現代社会で、忘れたくはない心もちだと思います。
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