箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

水たまりに映る青空

2021年01月25日 08時24分00秒 | エッセイ
最近の日本では、道路のアスファルト舗装があたり前になり、水たまりはめったに見かけなくなりました。

私の子どもの頃は、道路に凹凸があるのが多く、くぼんだところには雨水がたまり、しばしば水たまりができていました。

道端を母親と歩いていると、大きなダンプが前からやって来て、水たまりを水を跳ね上げ、全身に泥水をかぶってたのを思い出します。
 
今では水たまりを見かけることはほとんどありません。



ところが先日、久しぶりに水たまりを見つけました。

近づいてみると、その水面には空の青空が映っていました。

妙に新鮮な感じがしました。

以前はふつうだったかもしれませんが、今では「ハッ」とする日常の光景です。

青空は天を見上げると見えるもの。でも、ここでは下をみても青空がくっきりと見えるのです。

明鏡止水」は、落ち着いた静かな心境という意味だと思います。

慌ただしい現代社会で、忘れたくはない心もちだと思います。



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