桜が満開で、あらたに入学式を迎える児童生徒、進級する児童生徒は、いつもなら希望に胸をふくらませる頃です。
それでは、となりの兵庫県の場合はどうでしょうか。
県の方針は、春休み明けから学校を再開するというものです。
それを受け、阪神地域の6市1町(芦屋市、尼崎市、伊丹市、川西市、宝塚市、西宮市、猪名川町)は、入学式と始業式を、当初の予定通り、4月7〜9日に行います。
始業式は、7市町のすべての小中学校が4月7日に行います。
入学式は尼崎市と芦屋市を除く4市1町の小学校が4月8日、中学校が9日となります。
尼崎市は小中ともに8日、芦屋市は小9日、中が8日に行います。
入学式は簡素化して、児童生徒本人と保護者1、2名が出席して、新型コロナ感染予防対策を実施します。
さらに、西宮市は、4月17日まで小中とも午後の授業を行わず、午後1時半ごろ下校になります。(給食は実施)
ただし、保護者の意向により登校しなくても、欠席扱いにはなりません。
児童生徒にすれば、「やっと学校に行ける」と喜ぷ声が上がっているでしょう。
その一方で、東京・大阪が休校を延長することもあり、「大丈夫かな?」という不安な気持ちが交錯していることでしょう。
長い間休んでいた児童生徒のなかには、規則正しい生活を送るのに苦労した人もいると思われます。
また、高校生は電車やバスを使い通学する生徒も多いので、感染予防には余計に気をつかわなければなりません。
兵庫県の場合、感染拡大のリスクと休校延長による影響を考慮して、このたび学習機会の確保に舵を切りました。
学校を再開しても不安は残りますし、休校を延長しても、子どもが家にいることに伴う諸問題が残ります。
ほんとうに、各自治体は難しい判断を迫られる状況です。
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