現代人に多いのは、物事にあたる前には、そのための条件を整えたいということです。
それは大切なことでしょう。十分なリサーチをして、条件を整えてから動き出すと、ものごとはうまくいくことも多いです。
織田信長が今川義元を倒した桶狭間の戦い。
山から谷を伝い降り、奇襲攻撃をかけました。
清洲城から出撃したとき、随行馬はたった十騎だったそうです。
兵が集まるのを待っていると時間がかかり、奇襲にならなかったからです。速度優先が第一の作戦でした。
危機に瀕したとき活路を見いだす人は、条件が不足していることを嘆きません。
それよりもその条件の下で何ができるかを焦点化するのです。
物事にあたる前に、そのための条件が整わないと、前に踏み出せない、動けない人が多い。
でもそれは、動かなくてもいい理由を探しているだけなのかもしれません。
危機を迎えたときには、今ある条件の中で思い切って行動する果断さが求められるのです。
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