人はぼんやりと過ごしていることも多いです。
しかし、ある場面では高い集中力をもって取り組むこともあります。
わたしは教育について語り出すと熱が入ってきます。
今なら、教員を志望する学生を指導する授業ではスイッチが入ります。
その授業の教材を作るときには、没頭することも多いです。
おしなべて言うと、人間は何かに没頭しているときこそ、その人がその人らしくあり、いのちを輝かせているのです。
何かに没頭している人は、見方によれば祈るように取り組んでいるように映ることもあります。
「いのり」とは、「生(い)宣(の)り」とも書くこともあります。
つまり、命の宣言なのです。
自分の使命を感じるというのは、「私は生きている」という発信であると考えることができます。
そのような人は輝いているので、その人に魅力を感じるまた別の他者がいるのです。
没頭している人に魅力を感じる人がいる。
それだけでも、自己効力感が高まります。
自分にとってよいものは、いつも自分の中にあります。
それでも、人は生きていくうえで、悩んだり、苦しくなるときがあります。
そんなときは立ちどまり、歩いてきた道をふりかえります。
そこには、時間をかけて歩んできた道のりがあるのです。
それは、誰もが歩いたことのないその人だけの道なのです。
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