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4月1日になり、学校や会社では今日から新年度が始まりました。
昨日の夕方には、新しく阪急電車の定期券を買うための人たちが、長い列を作っていました。
4月からの新生活のためです。
さて、先月1か月を振り返ると、大阪でも朝の電車や駅構内は、かなり空いており、時差通勤やテレワークが一定程度実施されたようです。
ところで、今年の年頭の讀賣新聞の社説では、次の論述がありました。
「企業も意識改革を迫られる。自宅など場所や時間にとらわれずに働くテレワークを導入する。
再就職や企業の人材補強を容易にする中途採用の拡充、高齢者に適した仕事の創出を進め、人事・賃金制度も柔軟に見直してもらいたい。」
このように書いていたのを思い出します。
そして、昨日の毎日新聞には、企業の約半数が「年功序列の賃金制度を既に見直した(見直す予定)と報道していました。
はたして、テレワーク実現や賃金制度の変更など、社説の言う通りにはなっています。
ただし、この社説では、新型コロナウイルス感染が、年明けしばらくしてから、これほど深刻化すると予想はしていなかったでしょう。
グローバル時代は、ひと・もの・カネが、国境を超えて行き交うという流れが加速するのが特徴です。もうこの流れはとまりません。
そのため、コロナウイルスの世界中に広がり、改善がなかなか見通しにくい状況です。
しかし、教育関係者として考えるのは、4月は進学・進級のシーズンであることです。
新たな出会いで、児童生徒、学生が新年度のスタートを切ってほしいと願います。
第二次世界大戦時、イギリスのチャーチル首相は、「悲観主義者は、あらゆる好機の中に困難を見いだす。楽観主義者は、あらゆる困難の中に好機を見いだす」という言葉を残しました。
The pessimist sees difficulty in every opportunity. The optimist sees opportunity in every difficulty. (Winston Churchill)
コロナウイルスを軽視することは、けっしてできませんが、すべてを悲観していても始まりません。
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なかには、厳しい高校受験、大学受験をくぐりぬけ、桜の咲くもと、進学する生徒もいます。
困難で、不自由な学校生活、地域での生活をまだ強いられるでしょうが、予定通り、新学期が始まることを願います。
そして、4月を好機ととらえ、新しい人間関係を広げ、学習にいそしむチャンスにしてほしいと思います。
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