30年前まで日本は「1億総中流」と言われていました。
しかし、いまは中間層がやせ細った国になりました。
経済格差が大きく、賃金は上がらず、どんな家庭に生まれたかにより、その子の人生がきまってしまう。
「親ガチャ」とか「上級国民」という言葉がつかわれます。
それなのに、「日本はすごい」という、誤解を招く番組をテレビ局は流します。
もっと現実を見るべきです。
ヨーロッパでは、経済の停滞に対する危機感に対しては、環境や人権の規範を打ち出し、対応してきました。
しかし、いま日本は環境先進国でもないですし、国連からは人権問題についてたくさんの是正勧告を受ける国です。
人びとの中での経済格差は、教育環境にも大きな影響を与え、十分な教育環境が伴わないと、子どもの学力にも連鎖していきます。
学校としては、厳しい生活状況にもかかわらず、子どもの学力を上げてある場合もあります。
それを大阪の人権教育では、「効果のある学校」と呼び研究されてきました。
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