暗礁に乗り上げた感。
精神的にはじりじりと辛いわけで、
気が狂いそうなときは落ち着いて
なぜ辛いかを考える。
①乾かない。
2枚広げて描くスペースがないので、1枚をたおして描いて
それが乾くまで動かせないこと。
その間が待ち時間になり無駄に焦ってしまう。
②薄墨を重ねて描くので一気に結果がでない。
③パネルを割ってるので色の調子を見るために
乾くのを待ってから、いちいちパネルを立てて部屋から出て
遠くからながめなくてはならないこと。
描く、というよりはこの運動の繰り返し。
要するに広い画室が必要なのだ。
神様、広い画室が必要です!!
私は何がしたいのか。
実現したい絵画空間がある。
何を描きたいのか、ではなくて、
描くことでしが実現できない絵画空間がある。
と、信じている。
風景なのだけど、心地よく眺めるような風景ではなくて
身体がむずむずするような風景。
自分の身体を想い、生や死にさえ思いを馳せるような。
それは自分の頭で考えたのではなく
先人のさまざまなイメージに触発されているし
使っている素材からも導かれていると思う。
墨と記憶
墨の可能性を考える。
墨でしかできないこと、
線を引く、にじみとぼかし、点を打つ、面を作る
逆に墨にはできないこと。
マチエールが作れない。3原色を基本とした色がない。
でも、あの「黒」ではない「墨色」の刺激は
光に匹敵するほどのものだと感じる時がある。
何かにはなってきてるかも。もうちょい頑張る。
最新の画像[もっと見る]
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- 夢の話 7ヶ月前
- 夢の話 7ヶ月前
- 人人展カウントダウン 9ヶ月前
- 人人展カウントダウン 9ヶ月前
- 人人展カウントダウン 9ヶ月前