アキレスと亀みたいに、
進んでいるのに永遠に到達しないような
そんな不思議な時間の中に浸っている
でももうすぐ一気に絵がジャンプする瞬間がやってくる、
そんな予感もある。
自分の手を離れてしまうようで寂しいような、
またそれで本当にいいのかどうか、疑問を残したまま何故か完成してしまう。
完成する前の絵が好きだったりする。
完成って何だろう?
今回は水のノリがとても良いみたい。
墨がふわっと煙みたいに定着しました。
でもこれから岩絵の具、ガンガンいきますよ。
もう次の号が出てしまいそうだが、
アートコレクターズ2月号 の浮世絵特集に
お世話になっている恩人、羽黒洞 木村品子氏と共に掲載いただいています。
他のページも浮世絵好きにはたまらないかもしれません。
よろしければ、ぜひご覧ください。
そして現在羽黒洞は肉筆浮世絵展を開催中です。
春の肉筆浮世絵展
2018年2月13日(火)~3月10日(土)
日祝休廊
11:00-18:30
私の方は、日常的には制作のペースに戻りました。
ゆったり画面に向かっていると、知らず知らずのうちに
いろんな事をやってることに気づいて幸せです。
ところで、
「怒りの芽」のようなものが胸の奥底にあって
時々それがビクビク震えるのを感じる時がある。
何に対する怒りなんだろう。
私の考え方は、社会通念と折り合わないことがある。
私のように、生きづらさを感じている人を見て知っているが
客観的には損な存在だ。
カモフラージュできても、それもストレス。
制作の場は逃げ場ではないが
絵は私のいろんな要素を引き受けてくれるので
やはり救いであることには違いありません。
「ブレイク前夜展 Part1」@Bunkamura Gallery
終了いたしました。
ハガキを発送していなかったにもかかわらず、
想像以上の沢山の方々にお越し頂いておりました。
今回は雨、雪など天候にあまり恵まれず、またとても寒かった。
そんな中、足をお運び頂いて本当にありがとうございました。
また今回、あらかわ画廊・5人展の直後ということもあり、
額装の職人さんをはじめ、いつも運送をお願いしている方など
各方面の方々に無理をお願いし、ご面倒をおかけいたしました。
言葉にすると「ありがとうございました」になるのですが、
気持ち的には言葉にできないほどの感謝の想いで一杯です。
いつか、もっと大きな形にして報えるよう頑張ります。
次は東京都美術館にて人人展 に参加します。
3月25日(日)~31日(土)東京都美術館1階第4展示室
詳細は追ってお知らせ致しますが…
実は人人展のハガキがギリギリできていたのに、
それをBunkamura会場に持っていくのを忘れていました(笑)
なんてドジなんだ!!悔やまれます(;。;)(;。;)!!
「ブレイク前夜展 Part1」で、私のことを初めて知って下さった方も多いのではないでしょうか?
これからも引き続きご覧頂けましたら幸いです。
人人展でお待ちしております(新作描きます)。
「ブレイク前夜展Part1」@Bunkamura Gallery 展示風景
「えそらごと 壱」現在出展中→「ブレイク前夜展 Part1」~12日@Bunkamura Gallery
★2年間の主な作品をまとめました。
art pieces 2015-2017- 1
art pieces 2015-2017- 2
無事に始まりほっとしています。
今回は、あらかわ画廊さんの展覧会直後と続いており、
案内状を広く発送できず申し訳なく思っております。
しかもどのような展示になるかわからず正直尻込みしていました。
渋谷って海外。
とりあえず初日2月1日、レセプションに参加しました。
ピアニスト山地真美さんとRefillさんによる「ブレイク前夜」 のテーマ曲ライブも行われ…
なんて華やかなことか!!
この日は雨のち雪でとても寒かった。
それでも盛況、お越し下さった方々、ありがとうございました。
ギャラリーは片面がガラス張りになっていて外からも見えるようになっています。
できるだけ沢山の人に観て欲しい。
(とはいえ私の作品大丈夫?ドン引きされてないですか?)。
私は、画業の出身は勝手に「湯島」と思っている。
湯島の羽黒洞さんは、「うちは銀座・京橋と比べるとローカルだから」と言っていた。
初めての渋谷は銀座・京橋とも雰囲気が全然違う。
場所というのは大切だと改めて思いました。
湯島、そして人人展で培われてきた感覚は
この「ブレイク前夜展」に入るとかなり泥臭く感じるが
そこを強みとするしかない。
もともと古いものが好きなのだ。
集合写真、
お世話になったロイドワークスギャラリーの井浦さん、ブレイク前夜の平谷さんをはじめ関係者の皆さんと、
そして新進気鋭の若手作家さんたちは作品も人もなんてクールなんだ!(何故だ?それは若いから)。
後列、中央でワイングラスを片手にポーズをとっている作家さんは 江本創 さん。
古くからのお付き合い。
前日のセッティングの時に声をかけて下さって、
一緒にレセプションに参加することにした。
セッティングでは、ちょっとした困難があり一人パニックになっている私に
「亀井さん、なにやってるの?」笑
ベストアドバイスをいただき展示完了。江本さん、神です(;。;)!
手伝って下さったBunkamuraのスタッフの方にも、ありがとうございました!!
そして相馬俊樹著「アナムネシスの光芒へ」からは
成田朱希さん(人人会の先輩) 、池田俊彦さん(集合写真で私の左隣)、二階武宏さんと亀井で
4人出展しています(不忍画廊のHP 参照)。
ま、要するにBunkamura Galleryは、しつこいようですが私には海外。
展覧会は夕方19:30まで。会期は12日まで無休です(最終日は16時まで)。
最終日は確実に居ります。その他の日は未定。
是非ともご覧ください。応援よろしくお願いいたします!
あ、それから私のことを、作品からマジで男だと思ってる人がけっこういる。
「女性だったんですね」って面白いからそのままでもいいです。
★「ブレイク前夜展 part1」Bunkamura Gallery ~12日
★ブレイク前夜#65 亀井三千代