今年のクリスマスプレゼントでした。
私の左耳を心配下さった方より。
そして家の中でも耳当て生活です。
温かくて気持ちいい
今回の低音障害型難聴でわかったことがあります。
聞こえがおかしくて受けた最初の検査では
聞こえすぎるくらい聞こえている、との診断。
聞こえがおかしくて行ってるのに、なんじゃそりゃ??
もともと耳の聞こえが良すぎるんですね。
だから電気屋さんが苦手だったんだ。
デパートなどの商業施設、フードコート、声の大きい人、ずっとしゃべっている人、
繰り返し同じ事を蒸し返す人、加えてグチや悪口なんかの内容もしんどいし息苦しく、
たまに自分の声さえもやかましく感じることがあった。
耳からの情報は私には深刻だったのだ。
耳当て生活になって、聞こえ方がやわらぎ
当てた瞬間からふわっと心が和らぐのがわかる。
もとよりこの社会は音が多すぎて、聞きたくもないことを聞かされる。
乱暴で過剰だ。
ずっと耳当てしていたい。
ステロイドは効き方が過激だ。
大量投与の期間中は聞こえもウソのように良くなり、
老眼さえもよくなり拡大鏡が要らなかった。
だんだん量を減らす段階になり、聞こえもまた悪くなり老眼も始まった。
薬が効いてただけだったのか。
もちろん、今では大分良くなりもとの耳に戻ったようだが
もともとの聞こえ方がやっぱり普通じゃないことを知る。
疲れると多分また悪くなる、そんな予感がある。
低音障害型難聴はストレスが原因で
自分でもそのストレスに気づいていたけれど
これが行きすぎると、もっと重大な病気になっていたのかもしれない。
外敵から自分を守る、耳がバロメーターになると思う。
助けてもらったと思い、身体を大切にいたします。
薬はまだステロイド以外のものを飲み続けている。
自分で始めたこととしては、お風呂につかりながら
耳と頬、首にかけてオイルマッサージをすること。
出てから軽くストレッチをして火照りを冷ましてから布団に入ること、
なるべく呑まない、そして23時までには必ず寝ること。
大変遅くなりましたが
12月16日をもちまして、今年の展覧会は全て終了いたしました。
今年もいろいろな方々に支えられて
それを励みとしてなんとかがんばることができました。
心から感謝しています。
来年も年明けからグループ展に参加いたします。
詳細は後日告知いたしますが
恒例の「新春日本画五人展」@あらかわ画廊です。
もともとメンバーには
ちょっと怖い絵を描く女性作家が私の他に2名いらしたのですが
今回はその2名が抜けて
私一人取り残されました(;。;)
なので、DMでは思いっきり浮いてます(笑)
おめでたく、羽子板とかサクラなのに台無しですね、すみません。
客観的に見ても
「このヘビ描いた人、頭おかしいんじゃん?」
って思いますね。
展示、どれだけ浮くんだろう…
また耳聞こえなくなっちゃうかも。
どうぞよろしくお願いいたします(小声で)。
かねてより、フェイスブックは利用していますが
この度、フェイスブックページというのを始めてみました。
まだ更新中ですが、主には画像中心にしようと考えています。
これはフェイスブックのアカウントを持っていなくても
観ることが出来ます。
よろしければのぞいてみて下さい↓
https://www.facebook.com/michiyokamei.bodymandara/
テーマ画像はそうとう昔の作品「音」2009
表情筋の解剖図をもとに墨で描いたものです。
何だかちょっと懐かしくなって、選びました。
ところで、
いかれてしまった(と思った)左耳は何とか回復(;。;)!!
ステロイドのおかげです。
でも怖くてお酒飲めない人になってしまいました。
普段、家でも耳ポッカをするといった感じ。
難聴ステロイド生活は改めて投稿しようと思います。
どのような方々が
このブログをご覧頂いているかわかりませんが、
寒くなりましたので、どうぞお身体ご自愛ください。
現在開催中の「装丁画展Ⅵ」は最終日16日(日)
午後3時頃から閉廊まで居ります。
@パレットギャラリー麻布十番
そして、来年新春の展覧会予定はこちらです。↓
★新春 日本画五人展@あらかわ画廊
2019年1月8日~19日(日・祝休廊)11時~18時
「誕生」S4 墨・和紙 2018 亀井三千代
詳細は後日お知らせ致します。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところで担当している水彩画教室ではクリスマスのロビー展開催中です。
展覧会タイトルは「GIFT」
”大切な誰かへの贈りもの、リボンは横に伸ばして繋がるように”
というお題で皆さん2時間で花を描き上げました。
凄い集中力だった(^_^;!!
よみうりカルチャー錦糸町「はじめての水彩画」グループです。↓
↓こちらも「GIFT」番外編、お花ドローイングに着色したものです。素朴でステキです。
生徒さん大募集。がっちり指導します。
詳細はこちら↓
よみうりカルチャー錦糸町
https://www.ync.ne.jp/kinshicho/kouza/201901-03210093.htm
(町屋と浦和もやっています。)
フランス、ポワティエの画廊
ギャラリーアンドレ&レオンでは
引き続き、作品の販売を行ってくれています。
その誠実さには心から感謝しています。↓
http://www.galerie-mouton-noir.fr/
迷いなく、人生をこれにかけると決めた同士なら
誠実さを以てつきあうことができるだろうか。
私はできると信じている。
甘いかもしれないけれど、どんなことでも可能に思えてしまうのだ。
なんてこんなふうだから、耳が悪くなってしまうのかしら。
フランスに行きたいな。
まずは飛行機恐怖症と耳を治さないと(^_^;
デュシャン展、ムンク展を観に上野へ
紅葉がきれい
デュシャン展は勉強のため、
大好きなムンクは自分の栄養のため。
子供の頃、父が連れて行ってくれたムンク展
それ以来大好きだ。
ベーコンはゴッホへのオマージュ作品を描いているが
ふとムンクの中にベーコンを見た気がしました。
西洋美術の繋がりを感じつつも
あれこれ試してみたい刺激を沢山受けました。
やはり、自分の「好き」は最強ですね。
ところで突然ですが
低音障害型難聴というのになってしまいました。
原因は主にはストレス、睡眠不足、過労…だそうで
作品がめちゃくちゃ売れていればこれくらいの代償仕方ないんだろうけど、
私なんぞの分際で難聴は無駄に損しすぎです(笑)
とは言え、ストレスと睡眠不足は心当たりがあるので
医者の説明を受けながら
「当たっています」と返答した。
経緯
土曜日(1日目)
キーボードを打つ時の、指から振動がちょっと変で不調に気づいた。
聞こえも変だけど、左右のどっちがおかしいのかわからない。
で、近くの耳鼻科に行った。
聞こえの検査をしたら、
「その年齢では羨ましいほど聞こえている」
どうやらもともと耳がいいらしい。
ステロイドのむほどではないので、血流の薬と安静を言い渡される。
安静?
その日はオープニングだけど呑むのは控えておとなしく帰宅。
でもやっぱり家でビールを呑んでしまう。
日曜日(2日目)
はっきりと左が聞こえないのだとわかる。
前日より明らかに悪くなっていた。
でも日曜だし仕事だし、仕方ないので外出。
夜は同級生と飲み会に。医者が二人いるので症状を言ってみた。
「左耳聞こえが悪いんだけど呑んでも大丈夫かな?」
「あ~大丈夫、呑んでも呑まなくても変わらないよ」(笑)
で、結局しこたま呑んでしまう。
3日目には、もう危機感を身体が感じるほどになっていた。
左の耳が完全に詰まってボヨボヨ
左だけ水の中に居るようだ。
だから右が聞こえすぎて恐ろしい、音が突き刺さってくる。
そうすると頭の中では世界(空間)がバラバラで繋がらない感覚になる。
で、御茶ノ水にある某・有名耳鼻科に駆け込む。
検査を受けて「低音障害型難聴」と診断。
ほっとくとめまいが起きてメニエール病になるよ、と言われ
ステロイド出されました。
医師から(早口で)
「原因は主にはストレス、睡眠不足、過労…」
「当たっています」
「ゆっくり休んでよく寝て下さい」
「あの、アルコールは…?」
「だって呑んで悪くなったんでしょう?やめときましょうよ!!」
「ですよね…」
温めると良いようなので
ゆっくりお風呂にはいり、★玄米ホットパック で左耳を温めながら眠りました。
23時前には必ず就寝、禁酒、しばらくは続けてみます。
★玄米ホットパック↓
これを電子レンジで軽く温めて身体に当てます。
大は首回り、肩、私の場合は肝臓など。
小は目、今回では耳の後ろに当てたりしています。
お世話になっている鍼灸院:アース治療院で販売しています。
アース治療院:http://ww81.tiki.ne.jp/~earth-acu/
50肩になったときも腰痛がひどいときもずっとお世話になっていて
特に腰痛には即効性があって私には合っています。
予約は電話で、おすすめです。
展示も無事終了し、「装丁画展Vol.6」が始まります。
参加者は全員知らない作家さん、と思っていましたが
一緒に作業していた方に自己紹介してみたら
偶然、あらかわ画廊さんにご縁のあるもの同士でした(゜Д゜;)
世間は狭いなぁ。
しばしあらかわさんの話題で盛り上がったり(笑)
上の画像、作品下に展示されている文庫には
オリジナルデザインの装丁がほどこしてあります。
デザインはこちら↓
もちろん、私一人ではできませんので
ある方のお力をお借りしました。
本当にいろいろな方に感謝です。
ボルヘス、好きすぎてどうしても細部に妥協できなくなり
背表紙用にマーク作っちゃいました(^_^;
推薦して下さった方は
新潮社装幀部の高橋千裕さん。
お声がけ下さったときは文庫カバーを作らなくてはならないので
「少し手のこんだ企画だけどいい?」と仰っていましたが
カバーが出来てみると、とても嬉しい。
こんなふうに今年をしめくくることができるなんて
とても幸せです。
まだ終わってない。
これから始まります。16日までで会期短いですが
是非ともお越し下さい。
どうぞよろしくお願いいたします(^-^)/
パレットギャラリー麻布十番
「装丁画展VOl.6」12月8日~16日(火曜休廊)
http://palette-gallery.jp/
破けました(笑)
植物ドローイングには一応自分なりのルールがある。
それは描き順
「手前のものから描く」ただそれだけのルールだけど、
植物は葉が入り組んでいるので
下の方では手前だった茎が上に伸びるにつれて奥に入ったり、またその逆だったり。
ゲームのようで面白い。
描くときは、じっくり見て一筆、また見て一筆、
ゆっくりゆっくり見て見て見て…を繰り返す。
筆はそっと紙に触れる程度 墨がゆっくりおりるのを感じながら。
だけどのってくると知らず知らずのうちに力が入って
その瞬間に和紙が破ける!
それは絶叫するほど残念なのです。
一人で大声だしちゃう(笑)
しばらく立ち直れないほどのショック。
たかだか破けただけなのに、何故こんなにもショックなのか
先日はショックすぎて描けなくなったので、仕方ないから冷静に考えてみました。
破けたドローイングに限ってピカイチのような何かがある、
良いものに限って破れる、といった勘違いを起こしている。
1日経って見てみると、他のとさほど変わらない。
つまり破けてもう2度ともとに戻らないというバイアスが直ちにかかり
その1枚がとっておきのものに思えただけだ。
多分これが「執着」
もともと余った墨を使い切るために始めた遊びのドローイング
長く続けると「執着」という魔が忍び込んでくるんですねぇ。
はぁ…小さい小さい。
どんどん破け、とは言わないにしても(紙もったいないし)
こんな執着からは解放されたい。
そして今のところ、この執着から解放されるには
「もっと良いものを描いてやる!(`Д´)」と自分を奮い立たせるか
「続けていればもっと良いものが自然に出来るよ~(^_^)」と楽観視するか(笑)
どっちが良いかはまだわかりません。