線の芸術・Ⅱ＠不忍画廊

あらかわ画廊「日本画五人展」にお越し頂いた方々には、
お寒い中をありがとうございました！！
最終日が仕事で在廊できず、いまだ芳名帳の確認ができておりません。

そのままになってしまって申し訳ありません。
今週末には確認できる手はずになっています。

そうこうしているうちに
次なる展覧会「線の芸術・Ⅱ」の準備に入っております。

墨のドローイング「SUMI JUNGLE」での参加となり
DMにも画像を入れてもらえたのですが、
今日作品を整理していて何故かDM作品が見当たらない…

捨てていないので（当たり前か）きっとどこからか出てくるはず、と思いつつ
はんぱない枚数のドローイングに部屋も頭もぐじゃぐじゃになり
それでもどこからも出てこず身体が凍てついた。

もう途中からDM作品を無くした言い訳を考えはじめ
あるいは、同じ絵が描けないか（笑）とか。

結局意外な場所から出てきたとき
「ああ神よ！！ごめんなさい！（；。；）（；。；）」
何を謝っているのか全くわかりませんが（笑）
部屋の地面にひれ伏し頭をこすりつけた。
（潜在的に悪行を気にしているのかしら…）

出てきたDM作品は意外と小さかった。

今から思いやられる「SUMI JUNGLE」
どうぞお楽しみに、よろしくお願いいたしますm(__)m

↑見つかったDM作品。エビではありません。

★詳細は後日お知らせ致します。

2019年前半の展覧会予告

●開催中→新春「日本画五人展」あらかわ画廊：～1月19日（土）16時まで

●「線の芸術 Ⅱ」不忍画廊 ：2月4日（月）– 23日（土）日祝休廊 

●「第43回从展」東京都美術館 ：3月25日（月）ｰ31日（日）／同時開催「小さな人人展」羽黒洞


6月にも何か入るかもしれません。
その都度お知らせ致しますので
あたたかい応援、よろしくお願いいたします。

私は体調管理に気をつけます！！

ウロボロス→ブラックホール

問い「2匹のウロボロスが互いを食い合ったら、あげくどうなるか…」

「日本画五人展」の会場で、作品『誕生』（↑画像上）を見ながら
お客さまが投げかけた。

「ブラックホールになる！！(@_@;)」

お客さまのその予測がとても魅力的に思われて
描いてみたくなりました。

全然わかりません（笑）

2次元というのは異様な世界で
存在の不思議を実証できないけれど示唆することはできる。
「ウロボロス」→「ブラックホール」というイメージが喚起された時、
絵を描いていて良かったと思いました。

8日から「日本画五人展」＠あらかわ画廊

昨日5日、搬入・展示が完了しました。

ほっとしました～(￣｡￣;)

不思議なのですが、
この搬入・展示作業は何十回やっても「慣れる」ということがない。
必ず決まって不安一杯だ。

そもそも不安症なので
まず車が無事に着くかどうか
展示の際、予期せぬトラブルがないかどうか
そんなことを思うと
前日はついつい過剰梱包になり精神的にはへとへとだ。
グループ展なので周りにも気を使う。
自分のことしか考えられないタイプの作家は
これからは多分生き残れないと思うし
かといって押しが弱くてもアピールできない、難しい。

そして私の場合は
いつも「天使」、というかその場のキーパーソンに助けられ
良い展示に恵まれる。
今回もそうだ。
感謝しなくてはなりません。
でもそういうキーパーソンに限って
最上級の気遣いができるので、ささやかなお礼であっても決して受け取らない。
感謝の仕方まで学ばせてくれる
本当に凄い人はどこまでも凄いです。





さて
今回の新作、尾をのみ込む蛇「ウロボロス」は
古来より不老不死、輪廻転生、永遠、完全性などを象徴するものとして描かれてきました。
昨年制作中に何となく画面に現れ、すかさずキャッチ！

「誕生」4号スクエア　墨・和紙　2018　亀井三千代


「icon（青いウロボロス）」P3　墨。岩絵の具・膠・和紙　2019　亀井三千代


「butterfly」は昨年の座の会に出展した作品を額装しました。0号スクエア。

私は初日8日は午後４時頃より在廊致します。他の日は未定。
案内状も広く発送できず、すみません。
★あらかわ画廊は銀座奥野ビルの斜め向かい、お近くにいらした際はお立ち寄りいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

★新春「日本画五人展」＠あらかわ画廊
1月8日ｰ19日（日祝休廊）http://www.arakawa-art.jp/

ビバ！２０１９ 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

描き初め
正月早々追い詰められてる感満載ですね。

頭の中に試さなくてはならないアイデアが溜まっていて
（だから耳とか聞こえなくなっちゃうのかもしれませんが）
少しずつ吐き出すしかないのがもどかしい。私があと２，３人欲しいわけです。


宿墨で描く、というのが自身に課したお題。

宿墨は本画を描いていて残った墨
硯を洗いながら絵皿に溜めておきます。
ですが、やっぱりその都度溜め方も濃度も違うので
思うとおりの墨色にならず、
（そこが良いとこなんですが）
ときどき「違うんだよなぁ～」となる。

コントロールしきった絵を描くのは嫌い。
かといって偶然を当てにしすぎる絵も嫌い。
私のちっぽけなコントロールをすりぬけて
ポッカリと絵の方から生まれてきて欲しい。
そのためにどんなご奉仕をすればよいのか…

今年もそんな試行錯誤は続きますが
お付き合いいただけましたら幸いです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

★今年は喪中となってしまいました。
年明けのご挨拶は控えますが
このブログを見て下さっている皆様には
どうぞ素晴らしい一年をお過ごし下さい。