Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

ジャミラを見る

2013年06月28日 07時55分55秒 | 日記


この次期の雑草
ねじねじ と勝手に呼んでいます





2度目の転倒後
病院へ行く。

身体が柔らかく
関節が緩いらしい。

右足の捻挫は何度もしているので
癖になっているのは知っていたけど
靱帯がのびてゆるゆるだそうです。

だから
自分が思っているようには歩けていないので
バランスを崩して
転倒を繰り返してしまうらしい。

捻挫、ばかになりません…

未だ腫れていて
右と左の足の大きさが違うことに
「気がつかなかった」と言ったら
驚かれた


そして
「リハビリをして下さい」と言われてしまう…






東洋医学系の病院

湿布は「泥湿布」というもの
初めてです。

かぶれないし
効き目も おだやかで心地よい

泥湿布の上に黄色い油紙をのせて
包帯で固定
この昔の感じ…おじいちゃんっぽい


固定の仕方だけでも学びたい。
想像以上に 歩きやすいのです。

肩の方はとても見せられません。
…ジャミラ*?


転倒して病院と言えば
整形外科だとばかり思っていたけど
そうでもないかもしれない…

自分が日本人であることも含めて
これを機会に東洋医学のことを
調べてみようと思います。




*ジャミラ 「ウルトラマン」第23話

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9F%E3%83%A9


おすすめ展覧会 3

2013年06月21日 08時19分44秒 | おすすめ展覧会



水野 朝 自選作品集刊行記念展
- これがわたくし・朝 -
2013年6月20日(木)~7月3日(水)
11:00-18:30 日曜休廊

羽黒洞 http://www.hagurodo.jp/


中村正義が見いだしたと言われている
愛知県在住の女流画家です。

刊行された画集は素晴らしいものでした。
「才能」ってこういうことを言うのだなぁと
つくづく思います。

展覧会、是非ご高覧下さい。





それから、
展覧会ではありませんがおすすめ映画を。

「海を飛ぶ夢」*


事故で四肢麻痺になり28年間ねたきりの男性が
尊厳死を求めて裁判を起こす映画。

実は1年以上、録画したまま放置

というのも
主人公の男性が窓からジャンプし
そのまま空を飛ぶ映像が
あまりに美しくて、リアルで
涙が止まらなくなり そこでリタイア!!
(私も空を飛ぶ夢を見るから。まるで同じ感じ)

その後、どうしても続きを見る気持ちになれなかった。

何故か昨日、ふと見たくなった。

今なら見ることができそうだ

問題のシーンもなんとかクリア

深刻なテーマが持つ、滑稽な側面もちゃんと描かれていた。
泣いたり、笑ったり、そしてぐっと落ち込みます…

体力のあるときに見て下さい(けっこう疲れます)。

* Mar adentro (「内なる海」の意)2004 スペイン
http://www.youtube.com/watch?v=KSsrxeEapMc


転倒2―同級生と出会う

2013年06月17日 07時17分40秒 | 日記


2度目の転倒

今度は右肩が脱臼する。

さすがにパニックになるが
起き上がろうとしたとき、はずみで入った…

痛いのと、この状況とに恐ろしくなり
貧血と吐き気
動けなくなる。

私はどうにかなってしまうかもしれない





そしてこの転倒の日
この日は小学時代の同級生の命日となった。
翌日に彼の訃報が届く


実は転倒の前日に、彼に関する虫のしらせがあった。
35年間 会っていなかったけど
式に参列

完全に呼ばれていると感じたから

参列していたときには実感がなかったが
今、すごく悲しい





式の後、
35年ぶりに同級生達に再会した。

声は変わってないね、って言ってくれたのが
嬉しかった。


全員すっかり大人になっていて

外見的には初対面なのに
記憶の中ではしっかりと繋がっている
彼らと話しながら、
こどもの頃の顔が二重写しになった。
 
懐かしいような新しいような… 

彼がつなげてくれた
そして何となく、
転倒の意味もわかった気がする


現在 タイムスリップ中


転倒―私と出会う

2013年06月06日 08時59分26秒 | 日記


雨の日に

マンションのエントランスですべって転倒

足をすくわれて
一気に仰向けに なすすべもなく、
そして後頭部をコンクリの階段に強打した。

終わった、とその瞬間は思った。

だって「がつん」 って骨の音が
頭の中でしたから。

意識はあったので
とりあえずゆっくり部屋に上がり
救急車を呼んだ

中で出血していたら最悪

救急車はすぐに来た

腫れ物をさわるように
大切に大切に病院に運んでくれた。





以前、テレビで
共に転倒した二人が入れ替わる、というドラマが
あったように思う。

転倒の瞬間
日常の時間経過が途切れる瞬間

つい20分前までは
まさか自分が救急車に乗っているとは
思ってもいなかった。

そんな裂け目のような転倒が
例えば、入れ替えといった物語を生むのは
合点がいく。

救急車で運ばれながら
私も自分が変われたら、と思った。

この転倒によって
何かが変わってくれないか…

頭部のMRI、
胸部、前腕、頸部のX線検査の結果は
全て異常なしだった。

それどころか、骨はとても美しかった

久しぶりに自分に出会えたような感じがした。





私は普段から、
自分が亀井三千代だということに
違和感がある


ものごころついてから
ずっと変な感じのまま きてしまっている。

だから、骨を見たとき

亀井三千代とは無縁の、生物としてのその形に
むしろこれが私なのだと
私はここにいたのだと強く感じて
たまらなくなった。
涙が出た。



ところで、
この話をすると

何故かみんな、笑うんだよね

それどころか
「おまえ頭打って、おかしくなったんじゃないの?」って(笑)


亀井妖怪

2013年06月03日 15時07分41秒 | EXHIBITION


今朝方、
パークホテル東京「妖怪ツアー」の搬入が
無事終了いたしました。


一体何時頃終わったのか…
夜中3時はまわっていたと思う。


奥は人人会の先輩、西田弘英氏の円形作品群


亀井作品「九尾狐曼荼羅」
立ち位置や、光によって見え方は変わります。
また、常に風にゆらいで呼吸をしているようです。

鈴を付けたらどうか、というアイデアをいただきました。
近日中にそれを付けに行きます。





終了後、部屋に戻り ふと
鏡にうつった自分の顔を見てしまう
私が妖怪じゃん!!


まあ、気にしない。
とりあえずビールでしょ

と思い、コンビニに買いに出る。

部屋で一人寂しく祝杯をあげます❤

いやホント、さみし―!!

でも、誰にも気をつかわなくていいですね。
足を投げ出して、オヤジ飲みしました。

期間中、ホテルのメニューに「妖怪デザートセット」というものがあるようです。
また、夜のマッピングも素晴らしいとのこと。
他の作家さんの作品もとても面白いです。

追ってご紹介いたします。


皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
とりあえず、もう一度寝ます。