Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

箱根へ

2013年03月26日 09時27分53秒 | 旅行


1泊2日で箱根へ。

温泉と食い倒れの旅

何にもせずにぼーっとするか
あるいは寝続ける。

人人展後の毒抜きですが、
どうしてこんなに寝ることができるんだろう…
ってほどよく寝ました。

途中、ガラスの森美術館に立ち寄る。

霧が出て 幻想的です

ベネチアを模した風景の中に
奇妙なガラスのオブジェが無造作に置かれていて
何だか不思議 ちょっと笑っちゃう

「なんじゃこりゃ???」

おかしなものたちもいます。

とか

とか。
「君たち一体、どうしちまったんだい?」みたいな…


ベネチアングラス独特のこの模様に
不二家のノースキャロライナを思い出します。

子供の頃よく食べたな~
今はもう売っていないようで残念です。

これこれ。
もう一度食べたいな。





先週はアートフェア東京など展覧会をいくつかまわる。

今度またご報告いたします。
とりあえず疲れあぶり出し中…

                     八重洲 不忍画廊下の桜



箱根ガラスの森美術館 http://www.ciao3.com/top.htm


長谷 散策

2013年03月19日 08時42分10秒 | グルメ


鎌倉にジ・アースさんという画廊を訪ねる。
何人かの友人が毎年展覧会を行うこの画廊は
画廊というより知人のお宅へ伺う感じの
アットホームな画廊だ。

土曜日の鎌倉は
沢山の人で賑わい
なかなか画廊にたどりつけない…

画廊内も盛況だ、この日は内藤範子展。

その後
長谷寺散策へ
江ノ電に乗る。


お花がきれい!!

散策中、花の側を通るたびに
良いにおいがただよう。
ちょっと天国っぽい。
天国ってきっとこんな感じ

有名な巨大十一面観音に参拝し
おみくじは末吉
「慎め」とのこと。

え~っ?と思ってつい
「十分慎んでるじゃん!!」って言ったら
「それがもうだめなんだ」と返ってくる。

反省し、
お詫びに「地獄と極楽」という本を買う。
ちょっと絵がいい。

はい、生きられるだけ生きていきます。
(どんなふうでも、いいんですね?)




そのあと海の方へ歩き
シーキャッスルというドイツレストランへ

ママさんはドイツ人女性。

ビールとソーセージ、ポテトと定番から
すごく美味しいです。

呼び水となり
追加をいただこうとメニューをお願いしたら
「メニューはないよ。さっき見てただろう?」
と怒られる。

それでもめげずにミートローフ弾 追加!

お肉もさることながら
スープに浸して食べるマッシュポテトが絶品だ!!

怒られたことなんかどうでもよくなって 帰り際、
「美味しかった!!」と言ったら
「また来てね」と笑顔。
とてもチャーミングな人でした。

また来ます。

シーキャッスル店内
薄暗くて落ち着く
店の外には海が広がります。

もし、ここを訪ねたら
注文は最初に全部頼んで下さいネ (^_^)



シーキャッスル 
http://seacastlekamakura.webs.com/
http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14000596/


花ひらく

2013年03月15日 07時45分19秒 | 日記


真冬の寒い日は
春の花ひらくこの時期が
とても待ち遠しかった。

春は確かに来るから大丈夫、と
このあたたかな日差しや花の色を
イメージしながら過ごした。

今年は寒かった…


2年前にいただいた木瓜は
今年、一番たくさん花をつけた。
大きさも、いつもより大きいみたい。

これは上海に行った恩師が残していったもの。

花が終わったら
土を新しくしてあげよう





人人展の最中に
縁のあった作家の訃報が届き驚く。

まだ若い

生前
展覧会に来て下さった時に
(思い返してみれば)
ひっかかる言葉がいくつかあった。

その人は箔を使う。
大抵は箔が焼けるのを防ぐために処理を施すのだが
その人はそれをしない。
時間とともに箔が変化する、
それで良いというのだ。

「どんなものでも時間とともに変化していくのが自然なのに
どうして皆、変化させないようにするのか、私にはわからない」

普段柔和なその人が
少し怒ったような強い口調で言ったので
内心驚いた。

その人が残した作品は
今も変化し続けているのだろう。
生きるとは、つまりそういうことのように思われた。


亀井三千代「邂逅」2013


ありがとうございました。

2013年03月11日 08時35分44秒 | EXHIBITION

 

 
第37回人人展、終了いたしました。
楽しかった~

沢山の方にいらしていただいて
充実した6日間を過ごすことができました。
お忙しいところいらしてくださった方々
本当にありがとうございました。

制作中は
絵と私、二人きりの世界にどっぷりですが
展示して観ていただいて初めて
二人で一緒に外の世界に踏み出すような
そこで初めて生を得るような気がいたします。

他の作家の写真を載せることができないのが残念ですが
人人展は日本古来の土俗的なテーマ、あるいは
生命や死、エロスといったテーマで制作する作家が多い。
結果生々しい印象にはなりますが
それは単なる醜ではなく、醜の中にも美があると教えられる
今でも人人会は中村正義の道の上にあると実感いたします。

このような会が現在あるということが
既にアートな気がいたします…




ということで昨日
人人会の先輩に連れられて
中村正義の美術館* にご挨拶に伺う。

正義さんは53歳の短い生涯だったが
人の何倍も描いて残した
やはり「天才」だと思いました。



* 中村正義の美術館 http://nakamuramasayoshi.com/