Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

特別陳列「顔」 第42回人人展より

2018年03月27日 08時21分18秒 | EXHIBITION


左から「太陽」「天水(あまみず)」「風」S25 墨・岩絵の具・膠・和紙 亀井三千代

やっと始まりました。
初日ギャラリートークが終わったら
もう全部終わってしまったような錯覚
いやいやこれから始まるんです。。。

第42回人人展
会期:2018.325日(日)~31日(土)

  • 時間:9301730入場17:00
  • 会場:東京都美術館・1階 第4展示室(上野公園内)
    会期中無休最終日は14:30入場、15:00まで
  • 入場料:一般500円・学生300円

 展示はこれでおさまりました。

真ん中の3枚は今回の新作。
そして

特別陳列「顔展」の方は、顔面神経解剖図。

「顔展」概要
今回、中村正義の著書『創造は醜なり』P10-P11“絵はすべて自画像”というエッセイから着想を得て、
特別陳列「顔」という企画が立てられました。
中村正義、佐熊桂一郎の作品と参加メンバーの有志も加わり、
入口メインブースに「顔」をテーマに作品を陳列、展開いたします。
人人創立者の本を読み考察し、後を継ぐメンバーがそれに呼応する、
それは人人展でしか実現できない「場」であり、また初めての試みでもあります。
人人会ホームページより

面白い展示になりました。









是非おこしください。


小さな人人展には…

2018年03月23日 23時31分10秒 | EXHIBITION


「太陽(水彩による下絵)」F6号 2017
昨年、岩絵の具で仕上げた「太陽」という作品の下絵です。

下絵ですが、ふわっとしていて私は好きです。

これは今回の「小さな人人展」3/25-31 @羽黒洞 に出展しようと思っています。
明日いよいよ搬入日。どうなることやら…

「小さな人人展」とは、都美館で開催される人人展と同時開催される小品展です。
夕方からは毎日宴会でしょうか…
とにかく皆よく飲みます。
呑んで早く亡くなってしまう先輩もいるくらい。
私もきをつけないと(^_^;




以前にも投稿しましたがこのハガキ。↑ 人人の文字が年々ぶっとくなっていくような・笑

都美館だけでなく、羽黒洞さんにも是非お越し下さい。お待ちしております。
羽黒洞 http://www.hagurodo.jp/


新作のスクエアは…

2018年03月22日 09時48分49秒 | EXHIBITION


贅沢な野望かも知れないが、
墨のモヤモヤは好き、でも岩絵の具の光も好き。
両方が両立するような画面は実現できないだろうか?

この世界は複雑で一つの思考には必ずその逆もありうる。
一方を葬り去れば楽かも知れないけどリアリティーはない。

どちらかを選ぶ、などといった選択ではなく、
区別のない受容、それが夢。




青い絵具は青い絵を描こうと思って買ったのではない。
画材屋さんでたまたま目にして、そのあまりの美しさについ買ってしまったのだ。
値段は高価だけれども
その青は何にも代え難い美しさだった。

和紙に置いたらこれまたホントに綺麗。

青は不思議な色。海、空、虫の血液、空間の厚みの色。


S25号の作品、タイトルはまだありません。
第42回人人展に出品する予定です。↓
是非お越し下さい。



「月あかり」 闇の光 カマル社

2018年03月16日 10時07分32秒 | 日記

月あかり、闇に現れる光源。
そんなタイトルにピッタリの、光と闇の共存するような奇なる冊子です。

その「月あかり」第5巻・7号にご紹介いただきました。

これはルイス・キャロルのアリス研究で有名な桑原茂夫氏の完全個人誌。
表紙は井上洋介。光栄です!!

この号では私の前の頁に「鬼ものがたり」というちょっとエッチな怪談を桑原さんが書かれています。
「ここから亀井さんに繋げたかった」(笑)なんでやねん(@_@;)


連載ものとして桑原さんのお父さんの戦争体験記。

コミカルなテンポの中に命がけのリアリティーが感じられて、
戦争を体験していない私でも肌感覚で共感できます。
この号では、体験記にからめて詩人田村隆一さん「言葉なんておぼえるんじゃなかった」
についても書かれいてます。

3/25~羽黒洞(小さな人人展開催中)で500円で販売いたします。
展覧会に合わせて是非ご覧ください。

失礼ながら、取材を受けるまでこの冊子のことは知りませんでした。
こんなに面白いのに!
これを機に多くの人に知ってもらいたいです。

月あかり(カマル社) https://kamarusya.wixsite.com/kamaru/tsukiakari

羽黒洞 http://www.hagurodo.jp/


これは人人展のメンバーで開催する小品展。私も3.4展の出品を検討中です。
現在追い込みまっただ中。事務局もやっていてもう日々勉強です。
何かを世に出すには沢山の方々の応援が必要なのだけど、
その見えない人の心に寄り添わず、事務的なやり方だけしていては
結局振り出しに戻ってしまう。実現しないのだと痛感。

詳細は後日お知らせ致します。


第42回人人展 まだ描いてます

2018年03月05日 12時06分50秒 | EXHIBITION


第42回人人展に参加します。

まだ前途多難

ふと思う
絵を立って描く人、絵を倒して床に這いつくばって描く人
描き方は色々だと思いますが、
スタイルによって脳への刺激が絶体に違う気がする。

立って描く方が脳への刺激が強い気がします。

私は水が垂れるのが許せないので
絵を倒して描く→正座、あるいは這いつくばり型
時たまのってくると、立ち上がって絵の上に覆いかぶさる形で描きますが
この時の方が頭がクリアになっている気がする。
あるいは、頭が冴えてきているので立ちたくなるのかしら…

でもこの体勢は腰への負担がかかるので、長時間は無理です。
だれか、絵描きの体勢について研究して欲しい。
集中できる身体の使い方

そしてやっと1枚完成した( ̄。 ̄;)
タイトルはまだありません(画像暗いですね、すみません)。

水が垂れるのが嫌、と書きましたが
絵具を含んだ水が和紙の上でじんわり乾いて、岩絵の具が立ってくるのを待つのが好きです。