Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

展覧会案内 -YOKAI TOUR- (妖怪ツアー)

2013年05月30日 07時48分32秒 | EXHIBITION


「九尾狐曼荼羅」 KUBIKO-MANDALA 2013 2000×3300mm  亀井三千代

「九尾狐曼荼羅」と名付けました。
 
悪しき妖怪である一方、吉兆をもたらす神獣とも言われる「九尾の狐」を中心に据えた妖怪曼荼羅です。
狐の周囲には、万物を構成する四大元素(仏教)のうち「地水火」を妖怪化して配置し、
「風」については布のゆらぎで表現したいと考えました。

布がでかすぎて
部屋にはりきれません。


「九尾狐曼荼羅」 左部分 「人魚」

妖怪は全部で5体
皆、かわいこちゃんたちです!!

順次アップしていきたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。






そして
この展覧会のリリースが出ましたので

お知らせ申し上げます。


以下、羽黒洞HP http://www.hagurodo.jp/ より抜粋
 


ART colours vol.6
「YOKAI TOUR」展

【期 間】 2013年6月3日(月)~2013年9月1日(日) 11:30am-10:00pm
     
【会 場】 パークホテル東京 25F アトリウム 
     〒105-7227東京都港区東新橋1-7-1汐留メディアタワー
     TEL:03-6252-1111(代)  

【出品作家等】 池田俊彦、江本 創、大島哲以、亀井三千代、西田弘英、馬籠伸郎、江戸期風俗画

 

『妖怪-YOKAI-』は、人の知恵では理解できない不思議な現象や不気味な化け物として知られています。
人を驚かしたり、いたずらをしたり、災いを起こすものとして恐れられていますが、
ときに妖怪は、神と対になった存在でもあり必ずしも善悪で分けられない化身として、
口伝えや、民話、漫画などに登場し、日本人にとって馴染みのある夏の風物です。
人の目では見ることのできない姿を描いた作品たちを是非ご覧下さい。

西田弘英「song」/アクリル/φ290?/2012


パークホテル東京
http://www.parkhoteltokyo.com/cms/storage/1/1-232.html




パワースポットだ!!

2013年05月25日 22時21分48秒 | 日記


金曜日、とうとうBACONも見納めと思い、
もう一度 近代美術館に行く。

じっくりと何度も何度も引き返して観た

自分がこれらの絵の何に惹かれたのか
何度もしつこく 噛みしめながら。

そうこうしているうちに
草間彌生氏が会場に居るではないか…

赤い水玉の服とトレードマークの赤い髪
サングラスをかけて
といかくオーラがすごい。

服の赤が美しいためか、
そこだけスポットが当たっているようだった。

と、そうこうしているうちに
アラーキーが居るではないか…!!

今日はなんなんだ!?

BACON、草間、アラーキー
このいっとき、会場はものすごいパワースポットでしょ

居合わせた私は強運かもしれません。

会場のエントランスでまた出会う
ごめんなさい、撮っちゃいました。

これからも
精力的に制作してください。


こちらはパークホテル東京
夜のマッピングと「天空のビアガーデン」!!

来月の展覧会「YOKAI TOUR」の予告も兼ねた映像だそうです。
この展覧会には私も参加させていただくことになりました。
(この映像の目玉のような部分は今回の私の作品の部分です)

詳細は近日中にお知らせいたします
どうぞよろしくお願い申し上げます。
http://www.parkhoteltokyo.com/cms/storage/1/1-231.html


笑い描き

2013年05月16日 09時27分12秒 | EXHIBITION


来月から始まるパークホテル東京の展覧会に参加いたします。

いま、修羅場まっただ中

描く、というより縫っています。

透ける布に…という指令

初めて布に描きました。

横幅が3m以上の大きさ
縦は2m
そんなでかい木枠の用意もできず
だから小さい画面をパッチワークすることにした。

ミシンを持っていて良かった。
雑巾しか縫ったことなかったけれど、
今回は大活躍です。

「妖怪」がテーマの展覧会

詳細は近日中にお知らせいたします。

何か、面白いことができたら
少しでも沢山の人に 
楽しんでいただくことができたら…

そのために、まずは自分が楽しむ

今回、笑いながら描きました。
深刻なテイストは 一切なし❤


おすすめ展覧会 2

2013年05月08日 08時00分55秒 | おすすめ展覧会


藤井龍徳:フリソソグモノニツイテ

2013年5月1日~31日(月曜休) 12:00-19:00
深川場所 fukagawa bansho gallery
03-6666-9862

http://gallery.kawaban.net/2013/03/fujii-tatsunori-20130501.html



藤井さんとは
もうかれこれ、知り合って20年くらい経ちます。

その土地、場に染みこんでいる物語を
すくい上げて視覚化

作品を通して場の問題を知り、向き合い、
結局は、それが人の問題として感じられ、
彼の展覧会を観たその日は
大抵は
胸に何かが突き刺ささったままの印象で帰路に着きます。


会場に作家が居たら
是非話をして下さい。



深川場所 fukagawa bansho gallery
http://gallery.kawaban.net/


焼きうどんが なくならない

2013年05月05日 14時50分50秒 | 日記


六義園に行く

おそらく、これが今年のGW唯一の外出だ

つつじが見頃でした。
新緑もとても美しくて

カメも元気。





日々、
作品の見通しがたたず
ただただ 不安

家にこもってはいるけれど
かといって
そんなにはかどっているわけでもない。

朝の微熱は
今はもう下がったけれど
かといって
だるさがとれたわけでもない。

筆も持つのも おっくう


日曜美術館でBACONをやっていたので
一応見るには見たけど
こんなふうにして、作家というものは作られていくんだなぁ
なんてしみじみ思う。

本人が聞いていたらどう思うか…

そんな想像すら馬鹿げているけど。

だるさのせいか、
プラスチック容器の上の焼きうどんを
食べても食べてもなくならないという
悪夢を見た。

うどんが時々、じゃがいもの千切りにも見えたりする
うどんなのか、じゃがいもなのか
ちょっと考えながら、食べ続ける私。

助けてくれ!!


狂気考2

2013年05月02日 09時27分21秒 | 日記


新たなる指令

布に描く~??

しっちゃかめっちゃかですよ

段取りがうまくなくて
待ち時間が長い(そうとう時間を無駄にしている)

だからその間考える。

狂気について(しつこいですけど)






実際のところ、それが何なのか私にはわかっていない。

それが狂気かどうか
私は何を基準に判断しているんだろう

昨日書いた自分のブログで気になる箇所がある。


「揺れる複雑な表情が、今もまぶたに焼き付いている。
そして
何故かどの人も感じが似ている。」

そう、皆似ていると 私は感じている

ということは、もしかしたら
とある表情に、私がそれを狂気だと感じるスイッチが

そのスイッチを押す「何か」 があるのかもしれない。

あるいは、よく似たタイプの人とばかり
つきあっているか…

これは私側の問題かもしれないと 
一旦思ってみる。

私がこの「何か」を相手に投影していることってあるんだろうか

私が投げかけることによって
お互いが少しずつその「何か」を共有・蓄積して

ネガティブにおかしくなっていくことって
あるのだろうか

あるいは
「何か」なんて、実はもともと無いとして

会話の反復が、その都度「ネガティブなある状態」を
たんに生み出しているだけだとしたら

だとしても、その状態へ向かう何らかの操作が
やはりあるような気がする。

操作というか、パターンというか

そしてそれは、
私が仕掛けているのか
それとも仕掛けてくる相手を私が選んでいるのか

あるいは、全て私の思い込み??

やだ、自分がこわくなっちゃうじゃん

それでも
狂気は万人が持っている、なんて言葉で
うやむやにしたくはない。

なぜなら
私にしては珍しく
大きな問題だと感じているから
実はこのことで随分とつらいことがあるので

また考えます。


狂気考

2013年05月01日 10時49分41秒 | 日記


薔薇、今年初めての開花

花は本当にいい!

無心に開く
でも、私は人間だから無心にはなれない。

心を開くことさえ、時に難しいと感じる時があるが

共に生きてくれる人たちを求めている。


こんな写真を載せても仕方ないが、
でも、何でしょうね
この「やり終えた」感は

大っ嫌いな裏打ち、終わりました。

少し乾かしてからパネルに貼ります。

このストレスが私の食欲を狂わす。

昼ご飯を夕方4時過ぎに食べるはめに
外は嵐、ゴウゴウいう音を聞きながら…

海苔としらす納豆、おでんの残りと、何故か紅茶
(うえ、まずそーだ)


でも、なんでもいいんです

そして友人からいただいたロールケーキはご褒美❤







もし、親しい人に狂気を感じたら??

先日、友人がおかしくなる瞬間を垣間見た。

狂気?を感じたが
妙に新鮮で、その時は 嫌な気持ちにはならなかった。

隠さなくてもいいことだと思ったから

今まで何度か経験した。


揺れる複雑な表情が、今もまぶたに焼き付いている。

そして
何故かどの人も感じが似ている。

狂気を感じる時、驚きと絶望と
同時に自分の身も危ない、というような
そんな恐怖を伴うこともある
そんな時はその場から逃げ出したくなる。


人を拒絶しないタイプの狂気
何なら人を引きずりこんで
二度と浮上を許さない
からめとられてしまったら
出口はないのかも。


狂気の人に私ができることは何一つない。
だから
狂気に睨まれたら

逃げるか

あるいは全力でふんばって
一定の距離を保ったままつきあうか…

つきあう…

狂気から学ぶことがあると思ってしまうから?
(なんてマゾなんだろう)