Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

ありがとうございました。

2014年09月21日 09時31分06秒 | EXHIBITION


あらかわ画廊での2人展「創造の箱舟Ⅱ」は
無事に終了いたしました。
写真は会期中にいただいた手作りの野菜たち。
皮がしっかりしていてプリプリです。

会期中、自分でも意外なほど沢山の方にご来場いただきました。
本当にありがどうございました。





沢山のお話し、ご指摘、ご感想などいただき
充実した10日間を過ごすことができました。

展覧会がなんとなく終わる、なんてことは絶体になくて
必ずドラマチックなシーンにぶち当たる。

それは、
画廊という場と、画廊主と、作品と、お客さまと私と
複数の関係の中で
まるで化学反応のように突如爆発的にやってくる瞬間

今回もそれがあって
最後には笑いあり、涙あり
絵を描いて人に出会って、作品もまた自立し誰かと生きていく
こんな人生が面白く、私は幸せを感じます。



今回描いた「ペルソナ」は鏡を見ながら初めて描いた自画像で
まるで、はじめから予期されていたようにスカッとこの世に出てきました。

こんなふうに描くことは、もう2度とできないと思い
自分でその作品に惚れてしまった

この絵は私から旅立つことになり
その瞬間、足が震えるほどの寂しさと喜びを感じたが、
やはり行くところに行くというか
この作品はその人の処に行く運命だったのだと思う。
作品はこれから、私と他者とを繋ぐ役目を果たしてくれるのだろう。


会期中とあるきっかけで
友人にご飯をごちそうになった。

場所は セントルザベーカリー*
大好きなフランスパンの食べ放題!!
台ごとゴロゴロ運ばれてくる。

え?どれを食べてもいいんですか?

どれだけ食べてもいいんですか?

本当にいいんですね…

こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

日本画廊横 横尾茂作品

*セントルザベーカリー 
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13157424/


会場に居ります

2014年09月17日 07時48分59秒 | EXHIBITION


8日から始まったあらかわ画廊での2人展
「創造の箱舟Ⅱ」

ビルの地下2階ということもあって
ちょっとした不思議空間になっています。


今回は今まで描いたことのないものを描いてみました。
顔、動物など…


あと残り3日間ですが
だいたい午後1時頃には在廊している予定です。

最終日19日(金)は午後4時まで

お時間ございましたらお立ち寄り下さい。
お待ちしております。


良縁

2014年09月03日 09時07分24秒 | 日記


パネルを買ったらまず洗う
虹です

先日、雨の中80号のパネルを買い、
いつものように電車で持ち帰ったら
夜 頭痛に見舞われた。

右腕がぱんぱんに張って
肩こりから頭痛になったのだと思う。

歳をとって、少しずつできないことが増える。

以前は80号くらい、2枚でも持ち帰れたのに
もうダメらしい(笑)


洗ったら
胡粉を溶いた水を2回ほどひきます。

酸性処理をされたパネルに
胡粉のアルカリ性でもって中和させるのだそうで…
どうなんでしょうね。


明日は紙を貼る予定
裏打ちだ~(@_@;)

FBで友人がストラビンスキーの「春の祭典」を紹介していた。

ピアノ版
とてもいいので、ここにも挙げておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=aGiISSFs35U

今日はこれを何度も聞き
水彩で絵を1枚描いた。

それからボルヘスの短編を1話読み
(「不死の人」* より)


友人にスカイプ
人との不思議な縁について長話をした。

ボルヘスが読みたくなったのは
その前に絵を1枚描いたから
絵が描きたくなったのは
「春の祭典」を聞いたから

「春の祭典」を聞いたのは
友人がFBに載せてくれていたから。

FBも悪くはない
その縁は良縁


*「不死の人」
ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges、1899年~1986年
http://bookjapan.jp/search/review/200804/005/02/review.html


視野検査 受ける

2014年09月02日 07時59分57秒 | 日記


都内、某病院
(医科歯科ではない)
この病院が好き。
時間がとてもゆっくり流れています。

ホスピスもある総合病院のせいか、威圧感がなく開放的
天窓から陽の光がたっぷり入り、空間はいつもやわらかだ。
病院特有の薬品臭も全くない。

空中にはモビール
廊下にはずらっと絵画が飾られている。

絵描きの絵ではないのが良い
特に、子供の絵が良い

上の絵が飾られた窪みスペース
そこでぼんやり休むのが好きだ





7月の健診の結果で
視神経乳頭陥凹…?とかいう病気のようで
要精密検査になった。
で、視野検査を受けに来た。

検査は
一点を見つめ続け、周辺に光を感じたら
スイッチを押すというもの。

ゲーム感覚で
けっこうムキになる。
反射で押しちゃって「うおっ!」とか(笑)

結果は異常なしだった
自分の反応にも自信があった。

毎年検査を続けて下さいとのこと。

こんな和める病院なら
何度でも❤

また、この病院にはタニタ食堂が入っています。

大手の病院がホテルの食堂を招致して競う中
この堅実さ!!

美味しく昼食もいただきました。





紹介状がないとその分費用はかかりますが
予約なしで飛び込みで行って
どの科を受けたらいいかわからなくても
入口の看護師さんに症状を言えば
適した診療科を案内してくれます。


また、院内で迷った時は
エプロンをしたボランティアのおばちゃん達が
助けてくれます。

良いでしょう?