Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

徹夜かしら…

2011年02月28日 09時16分22秒 | 日記



食べるのが大好き

だから、いろいろいただきます。

水戸の天狗納豆のパッケージは捨てがたかった。
すごいインパクトです。
水戸納豆は、
豆の身がしまっていて
一粒一粒にうまみが凝縮してる感じ。
とても美味しい、大好きです。

「ままどおる」は郡山に行った人のお土産
リクエストしたら、ちゃんと応えてくれました。
ありがとう!!

ところで
今年で、医科歯科の聴講生をやめようと思う。
大学での最後のイラストを引き受けた。

大学で使うイラストは
ほとんどロットリングで描いてきた。
乱れのない線をひくことが求められる。
情報をむりやり整理する。
説明するとはそういうこと。
そのすべてに疑問を抱く。

手が混乱するとかわいそうだから、
今回はできるだけパソコンで描くようにしたい。。。


イラストと絵画の大きな溝
そこにふみとどまるのは
とてもつらい。
それは私のわがままかな?
私が弱いせいだろうか…

だけど、
自分が発狂するようなイメージを
ほんのわずかだけど、そこに感じてしまう。

もう無理だと思う。

最後の仕事。わりと沢山。
今夜はきっと徹夜…

夜なか中、食べ続けて
太らないようにしないと…


ファレノプシス

2011年02月24日 09時29分54秒 | 日記



耳を少しだけ広げた小動物みいな顔。
やあ!って言ってるみたい。
1年ぶりだね。

昨夜は久しぶりに大学で飲んだ。

とてもおいしい石狩鍋、蟹入り。

お世話になっている大学の教室には
いつも、おいしいものがある。
それは、私が大学から離れられない理由の一つでもある。

常に数人の(腹をすかせた)学生が居る。
彼らみんなで食事を作る。

大勢で食事をするのは本当に楽しい。
大好きな時間です。

ふらふらになって夜中に帰宅したら
ファレノプシスが少し開いていた!

日に日に蕾が膨らんで
とても気になっていた。
花が開くとき
こんなにかわいい。



今朝の顔。
少し誇らしげだ。

誇り…
人は誇りにいちいち理屈をつけるからつまらない。
でも誇りがないのはもっとつまらない。

誇りが傷ついたとか言って怒りだすのも
どこか醜い。
でもそんな醜い感情が人を思いっきり走らせたりする。

何だかやっかいだ


展覧会情報

2011年02月22日 08時40分49秒 | EXHIBITION



第30回損保ジャパン選抜奨励展*に
「無の在処(ありか)」をご推薦いただきました。

本当に有り難いかぎりです。

推薦してくださった野口玲一様には
心から感謝申し上げます。

損保ジャパン東郷青児美術館にて
2月26日(土)~4月3日(日)月曜休館(但し3月21日開館)
午前10時~午後6時(入館5時半まで)

自分の作品でありながら
「無の在処(ありか)」に会うのは
私自身久しぶりです。
会うのが少しこわいです。

今から思えば、昨年の一番混乱していた頃に
(混乱していたと思います)
私的な想いを凝縮させてしまった作品です。

その頃の自分はもう通り過ぎてしまった
今は、もう少しだけ違うところに居ます。

痛さを思い出すのはこわいことかもしれませんが

M 的な感じに…対峙しなくてはなりませんよね?
まだ先に進みたいので。。。
(もともと完全にM ですし…)

お時間のある方、ご興味のある方
よろしければいらしてください。
そしていつか、
感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。

* 
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html


木瓜の花 2

2011年02月16日 14時56分17秒 | 日記



雪が降ったのは一昨日。

めずらしく積雪 

今日はとても良い天気
少しだけ春を感じる。

以前
一月の寒い時期に
一輪だけ狂い咲いた木瓜の木*に

今はたくさんの蕾が
開花を待つ。




この大きいのは
その、間違えて咲いた花の名残り。

…このお尻の感じは
何だか実になりそうな気配。

木瓜の実

初めてです。

この木は昨年の秋から、
譲り受けて育てている。

私はいわば里親なのだが、
もともとの育ての親は
この実を食べていたのかしら…



* http://blog.goo.ne.jp/michika-6/e/f6611a0154e52f5ab622ac3dbe144cbf


鉋(かんな)

2011年02月12日 10時59分26秒 | 日記



3年ほど前からパネルを自分で作るようになった。
好きなかたちに作りたいのだ。

作り方は人によっていろいろらしい。
結局私も、私のやりやすい方法に落ち着いたのだが、
でもまだまだ改良の余地はありそう。。。

パネルの裏面の木枠が
表面のベニヤからはみ出したら鉋で削る…
以前恩師がそんなことを言っていた。
かんな~??

使ったことがない。
私にはまず出来そうもないと思っていた。

昨夜は裏打ちとパネル作りに集中することにした。
考えたくないことが多すぎる。
こんな時、小刀でがむしゃらに木材を切る、とか
糊をつくる、とかいいみたい。


作業をしながら、
録り溜めたテレビ番組をかたっぱしから見た。

魔境セピックに暮らす、ワニ皮模様を皮膚に刻む民族の話
リーマン予想にとりつかれた数学者達の話
最後に「ストロベリーナイト」*で何故か大泣き…
これが良くなかった。

朝起きたら顔がカエルみたいに腫れていた。
しかもパネルの木枠もはみ出してる!やっちまった!

じゃあ、鉋??

…意外と使える。何だか楽しい?

はみ出し部分はすぐに削れた。

これはくせになりそうだ。

* http://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/index.html


粉雪

2011年02月11日 09時34分54秒 | 日記



あまりきれいに撮れない。

初雪

どうりで寒いと思った。

路が濡れているので積もらないだろう

時間がゆったり感じられる。

雪の日には

雪が下降するパターンを見つめるのはおもしろい。
まるで、与えられた最も合理的な軌道を自ら知って
そこに狂いなく着地しているようだ。

手前と離れたところでは
雪の角度も落ちるスピードも違って見える。
そのせいで、いつもの景色なのに
やけに距離感を感じてしまうのだ。

ところで
私はといえばここのところ狂いっぱなしだ。
答えが出せない問題がある。

イラストと絵画の狭間
仕事と情の狭間
何を一番大切にしなくてはならないのか。
大切なものを選ぶと、大切な人を傷つける。

その人を傷つけるくらいなら…
それが私の弱さだ。

私自身が幼いために
要領よくふるまえない。
生まれて初めて消えてなくなりたいと思った。



HPちょっとだけ更新…

2011年02月07日 07時59分26秒 | 日記



次の展覧会にあわせて、ホームページを少しだけ更新いたしました。
http://www.xax.bb4u.ne.jp/~michiyo/

ぎこちないHPで、本当に恥ずかしいのですが…
今の私にはこれが精一杯です。
少しずつ勉強して
より良くしていきたいです。

ところで
2月26日から損保ジャパン東郷青児美術館て開催される
選抜奨励展*に推薦をいただきました。

詳細は後日お知らせいたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

*
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index2.html


桜の森

2011年02月05日 06時17分48秒 | 日記



横浜の病院にがん検診を受けに行った。
昨年は自分の身体どころではなかったので
ずっと気になっていたのだ。
(私の脂肪肝はどうなっただろう…)

緊張のせいか、朝4時半頃目が覚めてしまい、
結果、受付開始時間の1時間も前に病院に着いた。
番号札は1番だ。
1番…!

検査は午前中に全て終わり、鬼のように食事をとる。
おかげで最後の検査だったマンモグラフィーの苛立ちも
徐々におさまってきた。
「いたあ~~~!!」と4回(左右2方向)叫びました。。。

一気に食べて苦しくなったので
午後の問診まで近くの公園を散歩することにした。
冬景色だなぁってなんとなく歩いていたが、
これ、全部桜!

桜の森。

満開になったら、さぞかし奇麗だろう!





春が待ち遠しいって聞こえてきます。


ipodで3月9日*を聴きながら歩く。
ちょっと歌っちゃう。
♪ ♪ ♪

この日にわかる範囲で身体に異常はなかった。
脂肪肝はどうだろう。
肝硬変になっちゃってたら

それはいやだな



*ether/remioromen 


2011年02月02日 07時38分30秒 | 日記



膠を一晩ふやかす

日本画の、こうした準備が好き

すぐに描き始められない

頭の中が絵で一杯になる


私は電熱器は使わず湯煎で膠を溶く。
北側の画室でも、
暖房を入れたくないので
湯たんぽをお尻にしいて絵を描く。

そんなこともあって、
絵を描く前には、大量の湯を沸かす。
湯が沸くのをじっと待つ。

それも好き

期待をしながら
何かをじっと待つのが好きだ。

私が冬の虫のようにじっとしている間、
世界はおそろしいほどの勢いでかき混ざり
ある日突然、それまでにない風となって吹いてくる。

それでも毎日
朝から晩まで絵のことを考える。

未熟でも、自分の絵に出来うる限りの手を尽くす。
1ヶ月も経つと、画面は愛着で一杯

私の風も誰かに届く