ケンメリタクシー

ホント駅までの送り迎えの多い日々。
というか、毎度毎度思うのはこうした普段使いこそが車の真骨頂に思えてならない。

本日は夜勤明けで友人と会った後に帰還。
日付をまたぐ前に家に着くと家は無人。
どうやら奥はまだ帰ってないようだ。

奥は本日は忘年会。
どうやら盛り上がっていたようで終電を逃したとの連絡が入る。
こちらはアルコールを摂取していないので、本物タクシーを使ってお金消費するよりは
自家用車の恩恵に預かったほうが経済的と判断し途中駅まで迎えにいくことに。



深夜のアイドリング。
駐車場でやるのは当然憚られるので通りに出てからとなる。
エンジンが温まったところで発進。
深夜とあってクルマの数は少ない。しかしながら慎重な運転をする車が２台前にいたおかげで
快走とまではならなかった。
乾いた空気のおかげかキャブの調子は絶好調。
シフトダウンの時の吹け上がりを楽しみながら奥との待ち合わせの駅を目指す。

駅前に到着。
ロータリーと呼ぶには少々狭いその場所には既にタクシーが客待ちの行列。
終電の終着駅はやはりこんなものか。
改札口から目に付くところにケンメリを停めてしばし待機。
改札から出てくる人波で電車が到着したことがわかる。
次々と発進していくタクシー郡。
結構な台数が縦列駐車していたがあっという間にはけてしまった。
タクシー待ちの行列の目の前にやたらと生ガス臭い車が一台。

そんな状況下、奥が斜め後方から現れる。
奥を乗せて駅を出発。
車内で感謝の言葉を聞きながら、１時間ほど前に友人に送ってもらって通った道を
ケンメリでトレース。

帰り道はスローペースな敵車はおらず快走してあっという間に帰還。
駐車場に停めてカバーをかける。
オイル漏れしつつも、こうした緊急出動に気持ちよく応えてくれるケンメリにねぎらいの言葉をかけて家に戻った。