
ちょうど360cc軽自動車軍団の後尾につく形となり道行く人たちの視線を後方より
確認しながら帰っていく。
信号待ちしている幼子たちが
「丸い車だー」
とはしゃいでる姿も確認できて実に微笑ましい。
また陽も陰ってきて一日の終わりを感じる。
帰りは行きの道を戻る。
しかし日曜日の夕方とあって渋滞が各所で発生していた。
もちろん、自分もその要因の一つなのではあるが。
軽自動車の軍団とは途中で分岐してしまい、ノスタルジィーな気分
(と言っても360ccの軽自動車が現役だった頃はまだ生まれていないが)
に浸るのも終了。
ここからはいつものケンメリレポートとなる。
所沢市内を抜け、所沢街道を田無方向へ向かっていく。
牛歩走行の鬱憤とカーボンを飛ばす気持ちで少々前が空いたところで
2速のままアクセルを引っ張る。エンジンの回転数の割りに速度は上がらないが
回転系の針は5000近くまで。
カーボン除去する目的であれば一瞬だけこういうことをやっても意味が無いのだが
気持ち的にやってみたかったと言うのが正直なところ。
2速のままとはいえかなりの加速を体験することができ気持ちの上でも
幾分か先ほどの渋滞で強いられたストレスを除去できた気分。
渋滞ながらもある程度の流れで青梅街道へ。
青梅街道をさらに新宿方向に向かっていると、やはり渋滞箇所が。
バスの停留所もさることながら、その近辺に路駐している車が渋滞の原因だった。
街道沿いのスーパー、もちろん駐車場が併設されているところなのにも関わらず
路駐する神経がわからない。
さらにはバスに続いて車が通っているところへ、買い物袋をぶら下げて
のこのこと車道に出てくるそのオーナー(ジジイ)。ドアを開けたその車は決して小型ではなく迷惑千万。
通りがかりにクラクションの一つでも鳴らしたいところだが、そう言うのに
限って気が小さく、逆切れしたり、心臓麻痺でも起こされたら敵わないので
他のドライバーと同じように通り過ぎる際に侮蔑の眼差しを送るだけにとどめた。
そこを過ぎれば再び流れるようになるも、祝祭日は比較的込み合う交差点の手前で
裏道に入る。
ここは生活道路となっているため、なるべくゆっくりと静かに走ることを心がける。
以前はそこまで気を使わずに走っていたのだが、仮に自分が住んでる家の前の
道を爆音や回避行動しかねる速度で走られたら・・・と考えたら慎重な走行を
心がけるようになっていた。
裏道として使わせてもらっっていることを忘れないようにしたい。
大通りに出た後は平常の運転に戻る。もちろん爆音を出したりとか、危険な速度を出すわけではない。
この辺りまで来るとなんとなく地元エリアという感じがして一安心。
見慣れた風景を眺めつつ駐車場へ戻る。
イベントとして参加した時間は2時間ほどだったがケンメリに乗っていたのは
その倍くらいか?
ボディカバーをかけ、サザエさんを見るために早足で駐車場を後にした。