新橋駅前の再開発:計画段階中 2015年1月8日
JR新橋駅西口一帯のSL広場やニュー新橋ビルなどを一体的に建て替える再開発計画が立ち上がっています。周辺地域の地権者などで構成されている「新橋駅西口地区まちづくり協議会」が昨年2014年9月16日に発足し、同年11月5日には、野村不動産とNTT都市開発が開発業者に決定しました。再開発の対象となるエリアは新橋駅西側の南北約400メートルに広がる約3ヘクタールのエリアで、SL広場やニュー新橋ビルのほか、港区立桜田公園などを含む2街区となります。
再開発計画は2015・2016年度中にまとめ、2023~2024年前後を目途に完成することを目指すとしています。
ニュースリリース:THE PEGEの記事 2014年12月5日
新橋・SL広場にも超高層ビル 進む東京の再開発計画、その理由は?
JR新橋駅西口前のSL広場やニュー新橋ビルの周辺を散策していきます。港区を代表する業務地区である新橋駅前も、遂に再開発による高層化が始まるわけですが、感無量ですね。
新橋駅日比谷口前交差点前から撮影した駅ビル「ニュー新橋ビル」の全景です。戦後の闇市跡に建設された駅ビルで、昭和46年(1971年)に建設されました。
JR新橋駅の西口前に広がっている「SL広場」の全景を撮影しました。このSL広場も再開発の対象となっていて、ニュー新橋ビルなどと一体化する形で再整備されます。
ニュー新橋ビルと、JR在来線の鉄道高架橋の間を通っている道路を南へ向かって散策していきます。
ニュースや報道番組などで、東京のサラリーマンへのインタビューやアンケートなどの映像で、このSL広場はテレビに登場することで有名ですね。
同じ場所からニュー新橋ビルを見上げて撮影しました。低層階部分がマッサージ店や金券ショップなどの雑多なテナントが集まる商業エリア、高層階がオフィスエリアとなっています。
地上11階建て、延床面積は約58,700平方メートルの規模です。築50年近く経過していることになり、内部では老朽化が進んできているものと思われます。
新橋駅の烏森口前(南東側)から見上げて撮影したニュー新橋ビルの全景です。今まで港区を代表するエリアは六本木などの内陸部が注目されてきたわけですが、今回の再開発によって新橋がその地位を奪還するチャンスが生まれたことになりますね。
同じ場所から新橋駅の烏森口の全景を撮影しました。
南西側から見上げて撮影しました。周辺は、駅前繁華街や歓楽街の街並みが広がっていて、ニュー新橋ビルの周囲も一体的に再整備されることになります。
南西側から撮影したSL広場の全景です。
再開発区域周辺の地図です。